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APHEX Punch Fuctory教えたくない高品位コンプレッサー マニアックなエフェクター

ジャック アンプ・エフェクター・機材
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Model1404

APHEX社と言えばオーラル・エキサイターに代表されるプロオーディオ機器メーカーです。

そんなスタジオクオリティのメーカーから発売されるエフェクトペダルです。気にならないわけがありません。

現在は仕様が変更となり、旧型となっています。

エキサイターはプロ仕様?

1970~80年代以降、レコーディングスタジオのエフェクト・ラック内には必ずと言っていい程入っていた、オーラル・エキサイター。

その後もマルチバンド・リミッターの「ドミネータ」などを発売してきました。

中でもエフェクト・ペダルとして「エキサイター」がギタリストの間でも話題になりました。

エキサイターとは ギター以外でも使用可能?

なかなかギターエフェクターとしては馴染みのない名前ですが、スタジオでは今や外すことのできないエフェクターとなっている位置付けです。

効果としては、倍音成分を原音に追加し、音に表情や存在感を持たせる・・・あいまいな表現ですが、分かり易く言えば、バンドアンサンブル内で埋もれてしまったギター、ボーカルなどの音を太くし、前面に出すという効果があります。

出だしの頃は、「線が細く目立たないボーカルが上手く聞こえる」と話題になりました。

このようにギターはもちろん、ベース、ボーカルも使えますが、アンサンブル内のバランスを考えて使用すると効果的です。

コンプレッサーとして

APHEXから発売のコンプレッサーですが、「Optical Compressor」となっています。

これは他のコンプレッサー、MXRダイナコンプ、オレンジスクイーザー、BOSS CS-1など一般的なものの心臓部はVCA(電圧制御増幅器)を使用しているのに対し、

APHEX社がオーディオ用として独自開発した「オプティカル・カプラー」という素子を採用することによりスタジオ機器並みの高いクオリティを実現しているということです。

2コントロールとメーターのみのシンプル設計

「Drive」はコンプレッションのコントロールと「Volume」はバイパス時との音量差を調整のためのもので、中央には「dB Bar Graph Meter」というコンプレッションのかかり具合の表示用メーターが取り付けられ、プロオーディオ機器同様dB表示でコンプレッション状態が分かるようになっている。

このdBについては別項を読んでください。

実際に試してみると、あまりにも控えめな効き具合に戸惑うかもしれません。

私も初めはBOSS CS-1のような効き具合をイメージしていましたが、電池(9V乾電池が使用可能)を交換した位です。

ただ、これがディストーションなどの歪み系を繋いでみると分かるのがノイズの少なさで、しかも音の輪郭がしっかりしているのが感じられるし、ピッキングのニュアンスや奏者による抑揚表現が再現される点は特筆したいところです。

これまでのコンプレッサーとは一味違うと感じる方もいるでしょう。

あまり過度な期待はしない方がいいと思いますが、それなりに「楽器の鳴らし方」や「耳」を持つようになればこの辺りの出来の良さが理解できるようになると思います。

入出力機能も申し分なく

プロ用スタジオ機器を多数商品化しているメーカーらしく、入出力関係は充実しており、ギター、ベース、エレアコなどにも使用でき、アクティブピックアップなどのプリアンプにも対応できるように切り替えスイッチがあり、
よくある音の「潰れ」なども心配無さそうで、プリアンプのないピエゾピックアップなどにも対応しています。

トゥルーバイパスの方式ではないようですが高い負荷インピーダンス(10MΩ、パッシブ時)で問題なさそうです。

出力時は標準ジャックに入力信号を「WET/DRY」に分けることが出来るスイッチとグラウンドリフトを備えたXLR端子が備わっています。

電源方式も3通り

9ボルトの006P乾電池はもちろん、

ACアダプターも、センター端子が+/-両方に対応しており、5ボルトから32ボルトまでのAC(交流)電源、7ボルトから48ボルトのDC(直流)電源まで対応しており、

極め付きはミキサーからの48ボルトファントム電源が使用可能というのが本格的です。

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