健康な血管の持ち主と褒められ、その後に待ち受ける恐怖は?

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注射は好きですか?

「まずは3カ月前後の入院で経過を観察します」

検査の為、自宅近くのクリニックから紹介された総合病院で緊急入院となり、

寝たきり状態で体も動かせず、コロナ禍でほぼ隔離状態の中での日常会話です。

毎日の点滴と2日に1度の採血

朝6時の起床と共に点滴が始まります。

点滴用の針は3日間刺しっぱなしで、1日3回の点滴です。

寝たきりとなると血管も浮き上がらなくなり、水分補給をしきりに勧められます。

看護師さんも入れ替わりで点滴、採血をこなしていきます。

毎回のように「太い良い血管ですね」と言われると悪い気がしません。

ある日から看護師さんが2人体制に?

病人

ある日から看護師さんが2人体制になり、「研修中」の腕章を付けた看護学生さんが採血を担当することになります。

先輩も見守る中での採血は緊張するものです。

手が震えてる学生さんもいます。針の位置が悪く刺しなおすこともしばしば。

私の血管は研修にはうってつけだったのでしょう。

その代わり注射の恐怖が増したように思いますが。

採血対策

寝たきり状態が続くと、水分補強を心掛けていても腕の表面から血管の浮き上がりが無くなってきます。

さすがにこういった時の採血、点滴針の刺し替えは痛いものです。

肩や腕のストレッチをしてみたり、握力を鍛えてみたりと思いつくものをやってました。

色んな看護師さんから採血を受けていると、全く痛みがないことがあります。

朝、「○○さ~ん」と、その看護師さんが担当になると、その日は気分も落ち着きます。

暗闇の流血

夜の点滴は夕食後から就寝前の間に行いますが、日によっては消灯後に長引くこともあります。

点滴の針が3日を過ぎると血管の保護をはじめ、様々な理由で注射針の交換が行われるのですが、前回や前々回とは違う場所の血管を選ぶため、時には手の甲に点滴針を刺すこともあります。

血管内に針の先端が留まっていれば問題ないのですが、深く刺し過ぎると点滴の薬剤が血管外に漏れて痛みが出てきます。

ある夜、差し替えた針が液漏れを起こし、再度差し替えを行ったのですが、刺した針に血液が逆流し、血液がこぼれてしまい、ベッドに直径20cmほどの円状の血だまりが出来てしまいました。

慌てて平謝りする看護師さんですが、そういう日に限って何かとナースコールが多いようで、廊下で他の病棟の看護師に応援要請をしていた程です。

隣の部屋の患者さんは、肺に刺した管から水が溢れ、パジャマの上着が濡れて救助を求める声や、痴呆患者の徘徊を連れ戻す、何故か消灯後に起こるトイレ渋滞など

コーヒー

夜中の作戦遂行

色々な病気で入院生活を送っている患者の中でダントツに多いのが「糖尿病」です。

ただし癌、白内障などの病気も発症している場合が多いのですが、そうなると制限されるものが多くなります。

糖尿病患者にとってのお菓子やジュースの摂取はタブーなのですが、我慢ができないのでしょう、夜中になると「酒盛り」ならぬ「一人隠れお菓子パーティー」がいたるところで始まります。

翌朝、血糖値の値をみて看護師さんに大目玉を食らうのですが、また翌日も同じことをやってしまうのです。

わがままを繰り返すと、主治医からも見放され、治療途中でも退院していく患者もいました。

反面教師にして

入院食

私は食事制限はなかったのですが、通常の入院食のみで生活をするとかなり痩せました。

コロナ禍で面会の全面禁止のため、間食することも無くなり、もちろん飲酒もしなかったおかげです。

ただ、健康的に痩せたわけではないので、体力が落ち、その後も苦労するのですが。

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