
お気に入りのセーターが縮んでショックを受けていませんか?
大切にしていた、お気に入りのセーターやカーディガンなどは洗う時に気を使います。洗わないわけにもいかないですし、洗うと肌触りやシルエットが変わってしまいそうで・・・
ついつい他の洗濯物と一緒に洗ってしまい縮んでしまった。など天然素材の衣類の悩みは一度試して欲しい方法があります。
洗濯することによって繊維同士がギュッと締まってしまうのが原因と考えられます。
一度硬く締まってしまうとそれを緩くふんわりした状態に戻すのは
一般には難しいのですが、家庭にあるもので元に戻るかもしれません。
くれぐれも強く引っ張って伸ばしたり、無理やり着て伸ばすなどは型崩れ、繊維の破損の原因になります。
ウールやカシミヤなどお気に入りに限って
天然の素材(毛)は油分を含んでいますが、それが同時に空気をうまく閉じ込め温かいのです。
しかし洗濯することによって洗剤により油分まで洗い流してしまうと繊維同士が絡まり、密集するようになります。
これが縮んだ状態であり、原因でもあります。
アイロンのスチームが良いと聞いたけど
アイロンを使うと良い。との記事がありますが、動物性の天然素材には向いていません。
合成繊維の場合に試すようにしましょう。
アイロンのスチーム機能を使い、アイロン本体はセーターに当てないように注意しながらスチームを当てながら伸ばしていくのですが、一人だとうまくいきません。
また、バランスを確認しながらゆっくりやっていく必要があるため「慣れ」も必要かもしれません。
くれぐれもムキになって伸ばさないように焦らずゆっくり丁寧に。
おススメはこれ
縮んでしまった、または縮まないように洗う時はリンス(トリートメント)剤を使うのです。
お風呂場にある「リンス」を使うのですが、ぬるま湯(40度前後)を洗面器半分くらい用意し、ワンプッシュ(一回分)のリンス剤を溶かします。
次に縮んだセーターなどを1枚づつ浸けて軽く揉みます。30分ほどそのままの状態で置いておきます。
洗濯によって抜けてしまった油分を補う要領です。
軽く水分を切り、平置きにした状態で形を整え乾かします。
脱水機にかけたくなる気持ちを押さえてゆっくり乾かしていきましょう。
うちの奥さんは普段の洗濯の際、このような天然素材のウール物などを洗う際は入浴前に手揉み洗いして、リンス液を作り浸け置きの間に入浴しその後、軽く脱水、形を整えて干しているようです。
どの家庭にもあるからお手軽

奥さんや娘は化粧品や、シャンプーとトリートメントなどのサンプル、試供品を貰ってくるのですが、洗面所に溜まっています。
このリンスを使うのも手です。
我が家にも探してみるとテーマパークのホテルに宿泊した時のお持ち帰り可能なアメニティがゴロゴロ出てきました。
容器がかわいいからと持って帰ったものの使わずに洗面所の引き出しに投げ込まれていました。
こういったリンスをよく使っています。
おしゃれ着用の洗剤も良いですが・・・
もちろんおしゃれ着用洗剤を使っていれば問題ないかもしれません。
ただ昨今話題になっている「スメハラ」のように香りがきつく苦手な人も多いのです。
我が家での男性陣は髪の毛が短いせいかポンプ式のシャンプーとリンスはリンスだけが残ってしまうため、入浴後、風呂の残り湯を利用して大切なセーターは手洗いしています。
慣れるまでは手間がかかって面倒に思うかもしれませんが、この一手間でお気に入りが長持ちして愛着も湧くのではないでしょうか?
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