
「みかん」がおいしい季節になってきました。
冬になると、どの家庭も「みかん」を常備している家庭も多いと思います。
我が家は「みかん」は親戚から送られてくるものが数箱あり、一度に送られてくると腐らせないように保管方法や飽きないように食べ方も工夫しています。
冬の到来と共にやってくる我が家では当たり前のシェアルール
皆さんの家庭では「みかん」を食べる時のルールはありますか?
子供達は不公平には敏感に反応するので、幼いころから我が家で一般化している「シェア」のルールがあります。
別にルールといっても、破るとペナルティがあるわけでもないのですが、暗黙の了解として決まっている「シェア」を紹介します。
親戚の家で不思議な顔をされる
「みかん」は「コタツを囲んでみんなで食べるもの」として考えていたせいか、その場にいる家族にお裾分けします。
みかんの皮をむき、10房あれば周りにいるみかんを一緒に食べている人に1房づつ配り、だれのみかんが一番おいしいか競うのです。
もちろん食べながら「ん!今日は○○ちゃんの(選んだ)みかんが一番おいしい」「そうかなぁ△△の(選んだ)方がおいしく感じたけど・・・」と会話も多くなります。
そうしていくうちに甘さ、水分量、酸味がバランスよく整ったみかんを選ぶ「目利き」になっていきます。
まあ、大して他で役に立つことではない、一家だんらんの一コマだったのですが親戚の家に行ったときや、友達の家でみかんを貰ったりすると、この「我が家のルール」が自然に出てしまい余所の子が「ポカーン」と戸惑うこともあります。
そんな家族の会話が多いせいか、高校生になった娘も嫌がるどころか自然と「シェア」してくれます。
みかんの食べ過ぎによる弊害
ビタミンCの過剰摂取は吐き気、下痢などを伴うともいわれていますが、ミカンの食べ過ぎというよりも、ビタミン剤やビタミン入りの飲み物などと合わせて過剰になってる場合が考えられます。
ビタミンCは体外に排出されますが、食物繊維やシミ・そばかす、日焼け予防などを期待するならば、数回に分けて摂取するとより効果が期待できます。
弊害というと大げさですが、みかんの薄皮は消化が悪く、子供が風邪をひいている時などは薄皮を取り除くなど手間がかかってしまいます。
風邪などで体調を崩している時は避けた方が良さそうです。
また、食べ過ぎると手など肌が黄色くなります。
これは、高カロチン血症とか、柑皮症(かんぴしょう)といわれる症状です。
ミカンの皮の汁が爪に入り込み、爪先が黄色くなってしまい、お風呂で爪の先まで洗いますが中々取れません。

果物ですから糖質、カロリーも気にしなくてはなりません。
いずれにしても、食べ過ぎは体に良くないと考えましょう。
みかんの保存方法
我が家はみんな「みかん」が大好きで、かなりの消費量なのですが、箱で購入した時は中身を一度全部出し、乾燥させます。
次にくしゃくしゃにした新聞紙を用意し箱に敷きます。
その上にみかんの「ヘタを下向き」に隙間を開けて並べます。その上にまたクシャクシャな新聞紙を敷きみかんを並べていきます。
何段か積み上げたら箱の蓋を締めずに直射日光や暖房の熱が当たらないところで保管します。
冷蔵庫の保管も可能ですが、乾燥防止のため新聞紙、キッチンペーパーなどで一個一個包んで冷蔵します…結構手間ですが傷なども確認しましょう。
それでも腐らせてしまいそうならば冷凍してしまいましょう。
そのため冷凍庫を購入して対応しています。
冬は「みかん」用、夏は「アイスクリーム」と「かき氷」の氷専用です。
いくら冷凍していても、霜が付いてしまうと味(特に水分)が落ちておいしくなくなりますし、冷凍みかんでも1~2か月程度で食べてしまった方が良いでしょう。
ここで祖母から教わった、「一手間でおいしい冷凍みかんの作り方」を紹介します。
冷凍みかんを作るときに一度水に潜らせ、金属トレイの上に並べて冷凍します。
これはみかんの外皮の外に氷の膜を作ることで乾燥を防ぎます。
氷の膜が出来ればジッパーバッグなどに入れてそのまま冷凍保存します。
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