活気のある大阪人

全国的に市民権?を得ているのは「大阪のおばちゃん」ですね。
人々の生活の中に溶け込んでいる笑いの文化から、ついつい「ノリ」「ツッコミ」「ボケ」が条件反射的に体に植え付けられ、人との会話で「ツッコミ」や「ボケ」を入れないと体調が悪くなるのではという症状が出てしまうほど。
実は私は大阪生まれではなく、地方都市で生まれ育ち大学入学と共に大阪に出てきたので、初めのころは独特のテンポについていけなかったのを覚えています。
それから20年、就職、結婚、子供も生まれ、今では本業と副業、子育てと忙しくしていますが、充実した毎日を過ごせているのも周りの人たちのおかげだと思っています。
というのも「大阪の人は」と言うと、「世話焼き」の人が多いように思います。
用事がなくても親戚の人が家まで寄り道してくれ、「驚かそうと思ってん!」と我が家の子供に「飴ちゃん」を手渡し「ほんなら!」と颯爽と帰っていきます。
この「飴ちゃん」がおばちゃんの武器で、必ずポケット、カバンの中には飴が用意されています。
漫才のネタにもなっていましたが、「飴」にも「ちゃん」付けて親しんでいるのです。
これが当たり前になっているため、高校生になった娘が近所の幼稚園児に「飴」、いや「飴ちゃん」をあげているのを見たときは、「大阪のおばちゃん予備軍」だと感じました。
何かと「大阪のおばちゃん」はヒョウ柄の服を好み、パンチパーマ~アフロヘアーで口が達者という人物像が浮かび上がるほど有名ですが、「大阪のおじさん」も見逃せないキャラクターがゴロゴロいます。

意外とキャラの強い大阪のおじさん
大阪で生活していると毎日の話題に事欠きません。
以前の職場で毎日見かけた「ピンクの花笠おじさん」は有名です。
全身ピンクのコーディネート(ピンクのTシャツにピンクのミニスカート!)で自転車に乗り、その自転車にも紙で作った花でデコレーションし、手作りの花が貼り付けられた花笠をかぶっているのです。
近所の子供も見慣れているせいか、驚くどころか「花」の数が増えたとか、服が変わったなど冷静です。
ちょんまげを結わえたおじさんや手作りの改造自転車でサドルが異常に高く、人ごみの中でも目立っているおじさんなどはよく見る光景でした。

異彩を放つ不動産屋さん
SNS全盛の世の中で、本音で不動産販売する名物社長がいます。
https://ameblo.jp/rinahome9595/entry-11518577532.html?frm=theme
時には行き過ぎて叱られることもあり、社員さんが「ハラハラしている」とおっしゃってましたが、本人はカラーを替えずに続けているところに交換が持てます。
このように歯に衣着せぬ物言いが面白く、頻繁にブログをチェックしています。
またここの社員さんのブログも見られるのですが、こちらは阪神タイガース一色。
このコンストラクトが面白く、過去にさかのぼって読んでしまいます。
このように面白い、キャラの強すぎる大阪のおじさんも多くいます。
地域によって違う気質
大阪人といっても大阪北部、中部、南部では気質が違うと言われています。
私が大阪に住むようになった20数年前は、大阪北部は北摂と呼ばれ上品で、中部は河内(かわち)と呼ばれ、大阪市内とは区別されているようでした。
大阪南部になると泉州(せんしゅう)と呼ばれ、気性が荒い人が多いと言われてきましたので少し苦手意識がありましたが、岸和田のだんじり祭りが全国的に有名でそのイメージが影響しているものだと思います。
実際に私の知り合いの方は、温和な方が多いので、現在ではあまり当てはまらなくなってきているのかもしれません。
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