幼いころから体力には自信があった長男。水泳に興味を持ち上達するにつれ、スイミングクラブ移籍などを経て掴んだ「ジュニアオリンピック出場」。
この全国大会を目標に子供との接し方や目標に対しての向き合い方を、 やっと選手コースに入りたての妹のために 備忘録として記事にしました。
水泳を頑張っているお子さんをお持ちの方にも参考になればと思います。
幼少期から競争心を育む
我が家の子供は物心つく前から競争することをテーマにしてました。
その頃話題になっていたのは幼稚園、保育園などの運動会では勝ち負け、順位を決めない風潮でしたので、勝つ喜び、負ける悔しさ、清々堂々と戦う潔さなどを身に着けて欲しいと思い、子供同士、親の自分とも競争しました。
走るのはもちろん、洗濯物を丁寧に畳む競争、お手伝いなどで「ありがとう」回数などあらゆるもので競いました。
子供と一緒になって体を動かす習慣を作っていましたので休日は朝起きると一緒に公園のランニングコースを走ったり、鉄棒で逆上がりをしたり習慣化することで親子共に肥満とは今のところ無縁です。
中でも大切にしたかったのが父親との会話が自然にできる関係を作りたかったのです。
私の父は仕事人間で近寄りがたい空気がありましたので、嫌いではないのですが、いつも距離があった気がします。
そんなこともあり風呂上りは毎日柔軟体操などの日課を作り一緒にこなしてました。
子供3人、幼少時よりスイミングクラブへ
通っていた幼稚園でプールの時間は送迎バスで近くのスイミングスクールへ行っていたこともあり、体験入学からそのまま習い始めました。
親の私は幼少期に、ある事故がきっかけで水恐怖症になってしまい、最低限は泳げるようになったものの、水泳の授業前になると、腹痛と気分が落ち込んだものです。
今となってはもう一度やり直せるなら自分が水泳をやりたいなと思うほどハマってしまってるのですが。
長女は習い事でスケジュールいっぱい
長女は順調に上達するのですが他の習い事でスケジュールがいっぱいです。
長女は少し年が離れているので幼いころは一人っ子状態でした。そんなこともあり、やりたいことを片っ端から習わせました。
水泳、そろばん、ピアノ・・・その他にもありましたが。
ただ、そのほとんどが仲のいいお友達と通えるもののようです。
その結果・・・週6日習い事でびっしりで家に帰るとぐったりしてることもあり、初めの3つ以外は続きませんでした。
そうしているうちに長男、次女と生まれますが、長女と同じようにスケジュールを埋めるわけにはいきません。
送り向かえなど、全体を見なければならないため、体験入学などで見極めなければなりません。もちろん経済的な問題もありますが・・・
幼少時から体力に自信のあった長男
ここではそんな3人の子供達の中から、真ん中の子(長男)の成長記録を紹介していきます。
長男は初めに水泳の短期体験教室に行きました。
あまり楽しそうにしておらず、コーチの話もあまり聞いていません。
みんなが説明を聞いている時でも、一人遊びする始末。
「基本的な顔つけや、水に慣れてくれたらいいかな」程度に思ってましたが、体験教室が終わるときには意外にも「習いたい」と言いはじめ、初めてなので半信半疑で習い始めました。
同時期にサッカーにも興味が湧き、こちらも習うことに。
練習の行き帰りは片道20分程度ランニングです。
これで基礎体力がついたようです。
サッカーは週3日の練習と週末の試合。
試合にも出場する回数が増え、幼稚園児にしては体力もメキメキついてきます。
チーム内でもリーダー的な存在になり、本人も楽しそうに家の外で毎日練習してました。
両立は可能か
サッカーが楽しく、毎日のように幼稚園でもサッカーをして遊んでいるようです。
一方水泳の方も、長女と同じように進級テストでは不合格もなく、順調に上達しているようです。
そのうちスイミングのコーチから週1回のレッスンから、選手コースを目指して週2回のレッスンを打診されます。
本人は「やりたい」と言うので、サッカーの練習に影響が出ないようにスケジュール調整をしました。
ここで気が付いたのですが、長女の時は多忙の為この週2回レッスンのお誘いを断ったため、選手コースには入れなかったのです。
長男はまもなくレッスン1級も合格し、そのまま選手コースへの誘いが来ます。
水泳の選手コースは、基本的に週6日の練習ですが最低週3日以上の練習が絶対条件でした。
これではどちらも中途半端になる気がしてました。
サッカーは毎日の自主練習と週3日の練習でレギュラーを勝ち取ってます。
これに水泳の練習をねじ込むとなれば、まだ幼稚園児には過酷すぎます。
実際サッカーの練習が終わり、帰宅後すぐに入浴。
そのあと夕食ですが、その頃はウトウト、睡魔が襲ってきます。食事中、睡魔に負けて料理に頭から突っ込むなんてこともありました。
本人に確認すると水泳の練習にも意欲があるようです。
そのころ塾に忙しく、水泳をやめることを決めていた長女に様子を聞いてみたら予想外の答えが。
「小学生の低学年よりもタイムは早いし、選手コースに行かないのはもったいないってみんな言ってる」
そこで改めて妻の撮影した長男の泳ぎを見る限り、確かに周りの子に比べれば早いようですが、私も素人なのでよくわからないのが本音です。
しばらくは両立させることにしました。
このころの妻がかなり大変だったのではないでしょうか。
私も帰宅時間は遅く、長女と長男の習い事の送り向かえを幼かった次女を連れて毎日こなしてくれました。
当然食卓はインスタント、スーパーの総菜が中心になるのは仕方ないことでした。 ~つづく~
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