トラ目などギター材の杢目、高級なモデルに使われている理由と注意点

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杢目 どんな種類がある?

主にメイプル材での杢目が有名ですが、他の材でも杢目は見られますが、硬い材質の為、ギターのネック材やボディのトップ材としてよく使われています。

トラ目(タイガーストライプ)、鳥目(バーズアイ)、玉目(キルテッド)などの他色んな杢目のパターンがあり、呼び名も様々です。

ギターフレイム
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杢目が出るものは「反り」が出やすい?

バイオリン

これは一般的に言われていることですし、当たり前のように思っていましたが、上位機種や高価なバイオリンなどにも綺麗な杢目が使用され、なぜなのかと疑問に思いました。

そこで、ギターをオーダーメイドした時に工房の方に聞いてみたことがあります。

答えは、反りやすいためにシーズニングされた希少性の高いものを使用すると自然と値段も吊り上がっていくようです。

しかも需要は多いので今後、値段は上昇傾向にあると。

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「杢目」はなぜ高額なのか?

高級家具や高級車のインテリアにも使用されるなど「杢目」は人々の目を惹くのはもちろん、自然にできる模様ですから同じものはなく、見た目の良さと希少性から値段が上がることもあります。

しかし、それだけではなく先に書いた通り、「反りやすい」ために長期間シーズニング(自然乾燥)させた杢材を加工しているため、時間と手間がかかっているのが理由だということです。

まれに、入門者向けのようなモデルにも杢目の入ったモデルが混じるようですが、シーズニングしてないために後々、整備に大変手間のかかるものも多いようです。

近年では、ポリウレタン塗装の塗膜を厚くし、微妙に凹凸を付け、遠目には杢目のように見える加工が施されたネック材がフリマアプリなどで出回っているようです。

通信販売ならでは!という感じですね。

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反りに強いのは「柾目」(まさめ)

先の工房の方からおススメされたのは、柾目ネックでした。

柾目とは木の中心部の木目が詰まった硬めの部分です。

この部位は反りに強いので、見た目の豪華さを求めないのであれば柾目を選ぶのも有りです。

柾目ネックといえば、エリックジョンソンのシグネチャーモデルが有名です。

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90年代初期のレスポール クラシックにはこんなウワサも

Gibsonクラシックヘッド

1990年にはGibson社からLes Paul Classicというモデルが発売されます。

ビンテージギターへの注目が高まり、価格高騰している中、原点回帰するきっかけになったモデルとも言えます。

1960年モデルの特徴でもあったスリムネック仕様でピックアップこそ当時の流行のパワーのある(T-496、T-500)というオープンタイプのハムバッカーが付いていましたが、その他(指板のポジションマークが特殊な素材を使用)は、当時のスタンダードと差別化したビンテージスペックでした。

ヒステリックコレクションと差別化するために、使用パーツの変更やウエイトリリーフ(軽量化の為ボディーバック材のマホガニーをくり抜いてメイプルトップ材で蓋をしているため、見た目は分からない)などキワモノ的な見方をする方もいます。

値段も、1990年当時の定価はClassic ¥258,000- Standardは ¥230,000-という設定です。どちらもプレーントップですが、Classicにはトラ目の入ったモデルもあったようです。ちなみにCustomは ¥260,000-でした。

随分迷いましたが、結局音が気に入った1990年製のClassicを購入しました。
シリアルも”0”から始まる、合計4桁のスタンプ品番です。

スタンプ品番
1990年製ギブソンレスポールクラシック スタンプ品番



その後、トラ目のモデルはClassic+(プラス)として5万円、プレミアムプラスとして10万円Classicの値段に(為替の影響で定価がコロコロ変わっていました)上乗せされた設定だったように記憶しています。

当時はボディトップ材の違いでこんなにも価格が違うのかと不思議で、きっと音も違うのだろうと思っていたのですが、試奏してもそれほど違いが感じられず、「この違いが分かるようになりたい」と思っていました。

1990年から始まったClassicですが、初期モデル(~93年頃と言われています)、ヘッドにLes Paul MODELとデカールが貼られ、上位機種のリイシューモデルに匹敵するクオリティだと言われています。

私のClassicも製造されて30年が過ぎ、塗装面にも細かい割れ(ウエザーチェック)も入り、貫禄十分です。

コンデイションも良い状態を保っています。


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他には「ローステッドメイプル」というものもあります。

もともとは建築の技法だったそうですが、無酸素の状態で180℃から240℃の高温により水分を除去する方法だそうです。

水分が向けていくと木材は硬化していき、反面もろくなっていきます。

つまり、「反り」などの心配は少なくなりそうですが、耐久性やメンテナンスは気を遣うことになりそうです。

新品時からヴィンテージのような「枯れた」振動が手に入るのは魅力ですが、加工時も「人工的」になりすぎない、さじ加減が必要になってくるでしょう。

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