オジー・オズボーンと聞くと、「コウモリ事件」や数々の奇行がまず浮かぶ人も多いでしょう。しかし、「オズボーンズ」ではその裏にいる“人間オジー”が鮮やかに映し出されていました。
玄関先で野生動物から猫を必死に守るシーンは、その象徴です。ロックスターである以前に、愛すべき父親であり、不器用だけど優しい一面が爆発した瞬間。視聴者は笑いながらも、「この人はやっぱり愛すべき存在だ」と胸を打たれたのではないでしょうか。
奇行と悲劇を超え、立ち直り、またヒットを生み出し続けた。そんなオジーの人生を年表で振り返ると、ただの“伝説”ではなく、“親しみを感じられる等身大のヒーロー”だったことがよく分かります。
現在の配信状況(日本国内向け)
1. 日本Amazonプライムでは未配信の可能性
私自身もPrime Video上で「The Osbournes」を探しましたが、日本向けアプリまたはウェブではヒットせず、アクセスできない状況です。複数ユーザーからも「配信されていない」という報告が報告されています。
2. 米国版Prime Videoでは配信中(参考情報)
一方、米国のAmazon Prime Videoでは「The Osbournes」が視聴可能である事実も確認されました。シーズン4などは「Watch on Prime」とされており、視聴可能な状態です(ただしこれは日本語UIでは確認できません) プライム・ビデオ。
3. 日本での入手・視聴代替手段
- ストリーミング以外では、DVD版が過去に発売されています。(シーズン1および2まで)
- また、2025年3月以降、公式YouTubeチャンネルにおいてシーズン1から4まで全話が順次公開され、7月16日以降は全エピソードが無料で視聴可能になっています。
- プライムでの配信が不可な今、おそらく 最も手軽に見られる手段はこの公式YouTubeでしょう。
まとめ表
プラットフォーム | 日本国内での視聴可否 | 説明 |
---|---|---|
Amazon Prime Video(日本) | 視聴不可(現時点で配信なし) | 日本向けライブラリに存在しない可能性が高い |
Amazon Prime Video(米国) | 視聴可能(地域制限あり) | VPN等でのアクセスは自己責任で |
DVD(シーズン1~2のみ) | 購入可能 | 過去にリリースされたもの |
公式YouTubeチャンネル | 視聴可能(全シーズン) | 誰でもアクセスできる現在最有力な手段 |
「Home To Roost」とは?— 新リアリティー番組概要
「Home To Roost」は、BBCが2022年に企画したオズボーンズ家の英国帰国を追う新リアリティーシリーズ。詳しく原因と経緯を紹介します。
- この番組は、オジーとシャロンが米国を離れ田舎の英国で新生活を始める過程を追いかける、10話構成の“fly-on-the-wall”シリーズとして計画されました TV Zone UKUltimate Classic Rock。
- 内容には、シャロンの70歳の誕生日、ケリーの第1子誕生、オジーのツアーや英国移住などが含まれていた予定です Ultimate Classic Rock。
- ところが、2025年7月にオジーが逝去したことで企画は再構成され、10話シリーズではなく、**1時間のドキュメンタリー『Ozzy Osbourne: Coming Home』**としてBBC Oneで放送される予定に 。
- このドキュメンタリーの放送は本来、2025年8月18日予定でしたが、オズボーン家の意向により当日に延期され、現在、新たな放送日発表を待っている状況です 。
立ち直り、奇行、伝説—オジーはどう人気者になったのか?
「オズボーンズ」が生まれるまでの道のり、そしてその後の人気を考察します。
音楽史のカリスマから“家庭のオジー”へ
オジー・オズボーンは、**ブラック・サバスのボーカルとして、ヘヴィメタル界の“プリンス・オブ・ダークネス”**の地位を築き、数々の名曲を生み出しました。一方で数々の奇行や悲劇的事件に見舞われ、それを乗り越える姿こそ、彼の人間らしさを際立たせています。
リアリティ番組が生んだ意外なアイコン性
2002年に始まった「オズボーンズ」は、MTV初代の超ヒットリアリティ番組として幕を開けました。最初のシーズンでは、MTV史上最高視聴数を記録し、プライムタイム・エミーも受賞するほどの注目作に 。
番組を通じて見えてきた、ステージ上の獰猛さと家庭でのとぼけた優しさ、奇行とユーモアの絶妙なバランスが、視聴者の心をつかんだ最大の要因でしょう。
印象的な場面として、「麻薬の副作用で足を引きずりながら猫をクマに守るために追いかけるオジー…」なんて、まるでコメディの一幕ですよね! People.com。
人気の背景にある“人間オジー”の魅力
- 健康問題との葛藤:2003年のパーキンソン病診断、晩年の慈善活動や治療の努力は、多くの人にとって励みになりました。
- 家庭の“普通さ”とのミスマッチ:奇抜な家庭行動、感情むき出し、でも愛情にあふれた親子関係。オジーは“普通の家族のおじさん”としても共感の対象でした。
- 一貫したブランド力:音楽活動とリアリティ出演のギャップがブランドとして強固に機能したのです。

『オズボーンズ』全話インデックス(シーズン1 日本語表記+逸話)
話数 | 日本語タイトル(意訳) | チラ見せ逸話(ネタバレなし) |
---|---|---|
1 | ご近所トラブル勃発 ― 「There Goes the Neighborhood」 | 新居に引っ越したオズボーン一家。ロックな生活スタイルに近隣住民は騒然。 |
2 | 深夜の遠吠え ― 「Bark at the Moon」 | 犬たちの大合唱にオジーも参戦。家庭内が動物園状態に。 |
3 | 家族会議は大騒ぎ ― 「For the Record…」 | 子供たちの反抗とオジーのぼやきが交差する、嵐のようなディナー。 |
4 | ご近所よ、助けてくれ ― 「Won’t You Be My Neighbor?」 | 家族のドタバタが外に漏れ出し、ついに隣人も巻き込まれる。 |
5 | ツアー中のパパは大変 ― 「Tour of Duty」 | ツアー疲れのオジーと、自由すぎる子どもたち。ステージ外でも戦場。 |
6 | パラダイスに嵐 ― 「Trouble in Paradise」 | 夢のリゾートでも結局は大騒ぎ。休暇=休まらないのがオズ家流。 |
7 | “満腹”のその先へ ― 「Get Stuffed」 | オジーの食欲と家族の料理バトル。笑いと胃もたれ必至の回。 |
8 | 路上生活者お断り ― 「No Vagrancy」 | 家の前に現れた謎の人物。ロックスターの家族はどう対処するのか? |
9 | とんでもないクリスマス ― 「A Very Ozzy Christmas」 | 伝統的なクリスマスが一転、奇想天外なホームパーティーに。 |
10 | オジー流ディナー招待 ― 「Dinner with Ozzy」 | 豪華ゲストを迎えた食卓が、最終的にカオスと化すオズ家の真骨頂。 |
『オズボーンズ』全話インデックス(シーズン2 日本語表記+逸話)
話数 | 日本語タイトル(意訳) | チラ見せ逸話(ネタバレなし) |
---|---|---|
1 | 家族とツアーの二重生活 ― 「What Goes Up…」 | ツアーと家庭の両立は至難の業。プリンス・オブ・ダークネスも父親の顔。 |
2 | どうしてこうなるの? ― 「Must Come Down」 | ツアー疲れの反動で、家族もスタッフも大混乱。 |
3 | セレブと隣人の板挟み ― 「The Ozz Man and the Sea」 | 有名人だからこそ直面する近所づきあいの難しさ。 |
4 | ファミリービジネスは地獄行き? ― 「Beauty and the Bert」 | ケリーの交友関係にオジーが悩まされる一幕。 |
5 | 家族のプライバシーって? ― 「Smells Like Teen Spirits」 | ケリーとジャックの反抗期はエスカレート。オジーの頭痛はピークに。 |
6 | シャロンの大作戦 ― 「Meow Means No!」 | 猫と暮らす一家の苦労が炸裂。オジーの天然ぶりも爆発。 |
7 | 怪我とリハビリ ― 「Cleanliness Is Next to Ozzyness」 | 家族の健康問題が浮き彫りに。笑いながらも胸を打つ回。 |
8 | ゲスト到来で大混乱 ― 「It’s a Hard Knock Life」 | 豪華な友人たちが家を訪問。普段以上にカオスな日常に。 |
9 | 誰も止められない ― 「Fame and Fortune」 | 子どもたちが有名人として注目され始め、家族の関係も揺らぐ。 |
10 | パパの忍耐テスト ― 「Prisoner of Love」 | 恋と友情のトラブルが絶えず、オジーの忍耐力が試される。 |
11 | 家族って難しい ― 「My Big Fat Jewish Wedding」 | 友人の結婚式に一家で参加。文化の違いと笑いの渦。 |
12 | 無敵のオジー? ― 「Fists of Fury」 | 意外なスポーツ挑戦に、オジーが真剣勝負(でもどこか可笑しい)。 |
13 | 離れて暮らすということ ― 「Mama, I’m Staying Home」 | ツアーで家族と離れることの寂しさが滲むエピソード。 |
14 | ロックスターの老眼鏡 ― 「The Garden of Oz」 | 庭の手入れで大騒ぎ。豪邸でも雑草は生える。 |
15 | ケリーの青春ストーリー ― 「Kelly Interrupted」 | ケリーが大きな転機を迎える。父オジーの本音も垣間見える。 |
16 | 兄妹のバトルロイヤル ― 「Gloria Allred」 | 法律やルールも飛び出す、オズ家の兄妹げんか。 |
17 | 家族のきずな再確認 ― 「Bye Bye Babies」 | 成長する子どもたちにオジーが見せる意外な父親らしさ。 |
18 | 休暇なんて幻想 ― 「Ozz Well That Ends Well」 | 旅行先でもやっぱりドタバタ劇。休暇=カオス。 |
19 | オジーのとある挑戦 ― 「The Trials of Life」 | 普段の天然ぶりが試練に直面。人間味あふれる名回。 |
20 | 家族の未来へ ― 「New Beginnings」 | 混乱だらけの日々の中にも、未来への希望をのぞかせる締め。 |
SP-1 | 総集編 ― 「Catching Up with the Osbournes」 | これまでのドタバタを振り返る特別編。ファン必見のまとめ回。 |
SP-2 | とんでもないクリスマス再び ― 「The Osbournes Christmas Special」 | 伝統もルールも通じない、ロックなクリスマスが炸裂。 |
『オズボーンズ』全話インデックス(シーズン3 日本語表記+逸話)
話数 | 日本語タイトル(意訳) | チラ見せ逸話(ネタバレなし) |
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1 | 人生は続く ― 「The Show Must Go Oz」 | シャロンの闘病を経て、家族は再びカメラの前に。立ち直りの第一歩。 |
2 | ルール無用のパーティー ― 「Mothers, Daughters, Fathers, Sons」 | 家族+友人が集まると、結局は大騒ぎ。 |
3 | 引っ越しは戦争 ― 「Texas」 | 新しい家を求めて大移動。環境が変わってもカオスは健在。 |
4 | セレブな隣人 ― 「Ozz in the Middle」 | 有名人同士の交流が描かれるが、笑いと違和感も満載。 |
5 | ペットは家族の一員 ― 「Must Come Down」 | 犬猫たちの大暴走に家族はお手上げ。 |
6 | ハリウッドの光と影 ― 「The English Patient」 | 注目を浴びる一方で、オズ家の日常にもしんどさがのぞく。 |
7 | ケリーの反抗期、再び ― 「Me and My Kid」 | ケリーの青春模様と親子の距離感がテーマ。 |
8 | オジーの忍耐力テスト ― 「What a Boy Wants」 | 子どもたちの要求に振り回されるオジー。 |
9 | 家族旅行は無理ゲー ― 「Ozzy Knows Best」 | 旅行先でもいつもの騒動。休暇の意味なし。 |
10 | 世代ギャップ爆発 ― 「The Kids Are Alright」 | 親世代と子世代の価値観が正面衝突。 |
11 | 友人関係の波乱 ― 「Flea’s Feline Fun」 | 家族以外の“ゲスト”が騒ぎをさらに拡大。 |
12 | ケリーの大決断 ― 「Kelly, Interrupted」 | ケリーの人生の転機。父としてのオジーも真剣。 |
13 | ジャックの挑戦 ― 「Bye Bye Babies」 | 成長したジャックが新しいステージへ。 |
14 | 有名人の裏側 ― 「The Ozzfest Special」 | フェスの舞台裏に密着。家族も巻き込まれて一大イベントに。 |
15 | 家族それぞれの道 ― 「The Garden of Oz」 | 各自が新しい一歩を踏み出す姿が描かれる。 |
16 | 大事件勃発 ― 「The Dog Days of Oz」 | 犬が引き起こす予想外のトラブルに大混乱。 |
17 | 友情と試練 ― 「The Trials of Life」 | 仲間や友人との関わりから、家族の絆を再確認。 |
18 | シャロンの奮闘 ― 「Ozz Well That Ends Well」 | 家族を支える母の姿に、視聴者の心も揺さぶられる。 |
19 | 普通の生活って何? ― 「Mama, I’m Staying Home」 | 家庭の普通を求めても、やっぱり普通じゃない。 |
20 | ケリーの成長物語 ― 「Beauty and the Bert」 | 仕事も恋も本格始動。オジーの父心が炸裂。 |
21 | ジャックの自立への道 ― 「It’s a Hard Knock Life」 | 成長した姿に家族が驚きと誇りを抱く。 |
22 | 家族の未来へ ― 「New Beginnings」 | 騒動だらけでも最後は希望の見えるエンディング。 |
23 | 特別編 ― 「The Osbournes in Concert」 | 家族が音楽と共に歩んできた証。ライブ感あふれる総集編。 |
『オズボーンズ』全話インデックス(シーズン4 日本語表記+逸話)
話数 | 日本語タイトル(意訳) | チラ見せ逸話(ネタバレなし) |
---|---|---|
1 | 新しい日常の始まり ― 「Familiar Territory」 | 慣れ親しんだ日常に戻るようで、やっぱり騒がしいスタート。 |
2 | 子どもたちの自立 ― 「A Knives and Forks Job」 | ケリーとジャックが大人の階段を上る姿に、オジーも複雑な心境。 |
3 | 家族の空気が変わる ― 「Fight Club」 | 兄妹ゲンカが激化。家の中はまるでリング状態。 |
4 | ツアーと家庭の両立再び ― 「CSI: Ozzy」 | ロックツアーと家庭の板挟み。プリンス・オブ・ダークネスは多忙すぎる。 |
5 | 新しい家族のかたち ― 「Sharon’s Big Night」 | シャロンが表舞台に立つ夜。家族が応援しつつもハプニング続出。 |
6 | 思春期の嵐 ― 「Kelly’s Career Moves」 | ケリーのキャリア挑戦に、応援と不安が交錯。 |
7 | オジーの珍発言集 ― 「The Ozz Man Cometh」 | 名言(迷言?)連発でファン必笑の回。 |
8 | 病と闘う姿 ― 「Charity Case」 | 家族が力を合わせる姿に胸が熱くなる。 |
9 | 兄妹の再生 ― 「The Kids Are Alright」 | 距離を置いていた子どもたちが少しずつ歩み寄る。 |
10 | 家族旅行リベンジ ― 「Que Sera Sera」 | 旅行のドタバタ劇が再び。最後まで“オズ家流”。 |
11 | 未来への準備 ― 「The Show Must Go Off」 | それぞれが自分の道を歩み出す。寂しさと希望が入り混じる。 |
12 | 最後の晩餐 ― 「Goodbye and Hello」 | 家族そろっての食卓。笑いと涙で幕を閉じる感動回。 |
SP | 特別編 ― 「The Osbournes: The Untold Story」 | 未公開映像や舞台裏が満載。ファン必見の総まとめ。 |

2025年6月、英国バーミンガムで開催された「Back to the Beginning」は、Black Sabbathにとっての原点回帰であり、ロック史における“最終章”だった。そして、同年7月22日、世界はロックの帝王オジー・オズボーンを失う。公演からわずか1か月と経たないうちに。

終幕ではなく、原点への回帰
2025年7月5日、地元バーミンガムのヴィラ・パークにて開催された「Back to the Beginning」は、Black Sabbathとオジー・オズボーンが歩んだ歴史への堂々たる“帰郷”。オリジナルメンバー全員が20年ぶりにステージに立ち、観衆45,000人と同時に5.8 百万人の視聴者がその瞬間を目撃した。歴史的重みと圧倒的なスケールが、ロック文化の一大祭典を演出した
「Back to the Beginning」は、Black Sabbathの地元バーミンガムで行われた一夜限りのチャリティーライブ。メンバー自らが“始まりの地に戻る”という意図を込めたタイトル通り、ブラックサバスとしての公演はこれが最後と宣言されていた。
本イベントは、オジーの健康問題と高齢化により延期され続けてきたライブ活動の集大成であり、収益の一部はパーキンソン病研究とメンタルヘルス支援に寄付された。
公演概要:「Back to the Beginning」で果たした使命
- 開催日時・場所:2025年7月5日、ヴィラ・パーク(Aston, Birmingham)にて。
Black Sabbath結成の地。 - オリジナルラインナップ再集結:オジー、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードが揃い、20年ぶりの共演を果たした。
- 音楽監督:トム・モレロ(Rage Against the Machine)が全体演出を統括。彼は「最高のヘヴィメタルショーになる」と語った。
- チャリティ収益:£140 M(約190Mドル相当)がCure Parkinson’s、Birmingham Children’s Hospital、Acorns Children’s Hospiceに寄付された。
- チケット&配信:45,000枚のチケットが16分で完売。PPV配信では最大5.8M同時視聴者を記録。
チケットは即日完売
「back to the beginning チケット」はプレミア化し、数時間で売り切れ。転売市場では数十万円に達したほど。世界中のファンがバーミンガムに集い、まさに“巡礼”の様相を呈した。
セットリストと出演メンバー詳細

セットリスト(抜粋)
オジーオズボーン
・I Don’t Know
・ Mr. Crowley
・Suicide Solution
・Mama, I’m Coming Home
・Crazy Train
ブラックサバス
・War Pigs
・N.I.B.
・Iron Man
・Paranoid
出演メンバー
Ozzy Osbourne
- オジー・オズボーン(ボーカル)
- ザック・ワイルド(ギター)
- マイク・アイネズ(ベース)
- トミー・クルフェトス(ドラムス)
- アダム・ウェイクマン(キーボード)
Black Sabbath
- オジー・オズボーン(ボーカル)
- トニー・アイオミ(ギター)
- ギーザー・バトラー(ベース)
- ビル・ワード(ドラムス)
タイムテーブルと構成
開場 16:00/開演 18:00/終演 22:30
- 18:00〜 オープニング映像(Black Sabbath結成からの軌跡)
- 18:30〜 第一部(1970年代の代表曲)
- 19:30〜 第二部(オジーのソロ曲中心)
- 21:00〜 アンコールセッション
- 21:45〜 ファイナルスピーチと花火
オジー・オズボーンの死:いつ、どう迎えたのか?
2025年7月22日、オジー・オズボーンがロサンゼルスの自宅で安らかに息を引き取った。享年76歳。死因は長年の持病であるパーキンソン病および併発する肺疾患とされているが公表はされていない。最後の公演を全うしたその精神力に、世界中が涙した。

音楽業界に影響を与え続けた夫妻:オジーとシャロン
オジーの栄光の裏には、マネージャーであり妻でもあるシャロン・オズボーンの存在があり、彼女無くしてオジーの成功はなかったのではと言われている。
- シャロンは「Ozzfest」を立ち上げ、数多くの新人バンドを発掘。
- オジーのビジネス再起を支え、メディア露出戦略を成功させた。2002年のMTVのリアリティ番組『オズボーンズ』で世界的な人気を獲得
- 最後までオジーのツアーを仕切り、命を削って音楽を守った。
映像化と配信情報
- 映画タイトル:「Back to the Beginning: Ozzy’s Final Bow」(予定)
- 公開予定:2026年初頭
- 配信プラットフォーム:未定(Veeps, Prime Video などと報道あり)
- back to the beginning 配信 チケット:ライブの模様+ドキュメント映像を収録した限定配信パス販売済
- back to the beginning 配信 いつまで:日本時間の2025年7月7日23時まで
世界中のファンが受け取った“最後のメッセージ”
ライブの最後、オジーはこう叫んだ。
“Thanks for 50 years of madness. I love you all. This is not the end—it’s the beginning.”
この言葉は、彼が最後まで“Prince of Darkness”として生き抜いた証明であり、ロックが終わらないことを教えてくれた。
最後に
オジー・オズボーンは逝った。だが、その声、その叫び、その狂気は永遠だ。
「Back to the Beginning」は、終わりではなく、新たな神話の幕開けだったのだ。