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スイミングジュニアオリンピック水泳競技出場までの親目線ブログ:JO2

プールサイド 水泳記録
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プール画像

幼いころから体力には自信があった長男。水泳に興味を持ち上達するにつれ掴んだ「ジュニアオリンピック出場」第2弾。

この全国大会を目標に子供との接し方や目標に対しての向き合い方を、 やっと選手コースに入りたての妹のために 備忘録として記事にしました。

水泳を頑張っているお子さんがいる方にも参考になればと思います。

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わんぱく相撲へ

毎年4月中旬ですが「わんぱく相撲」があります。

これは小学生各学年、男女ごとにトーナメント方式で競います。敗者復活もあります。

決勝に残るのは各トーナメントで3名、総当たり戦の決勝は本格的な土俵で行われます。

男子のみですが「まわし」を締められるのもいい経験です。

我が家では習い事以外でもこういったイベントがあれば挑戦させています。

他には元オリンピック選手の水泳教室、マラソン大会、陸上競技教室、少年ラグビー教室など。

特にわんぱく相撲は小学生になってから毎年の楽しみな行事で、気分転換にもなっていたようです。

体力には自信があった長男の結果です。

  • 1年生で横綱(優勝)
  • 2年生で予選敗退、敗者復活で準決勝まで残るも敗退
  • 3年生で予選敗退から敗者復活で横綱(優勝)を決めています。

    大会前には数週間、相撲部経験者(幼稚園時代の先生)の指導を受けたおかげです。

トロフィー

また低学年は体格の差が余りないのも良かったのかもしれません。

高学年になると体重差が大きなハンデになります。

サッカー?水泳?両立?

毎日の練習をこなしてましたが、サッカーではケガが多くなってきました。

足を捻挫することもあれば、足が引っ掛かり転倒し擦り傷、激しく競り合い頭をバッティングすることなど。

そのため接骨院にも度々通うことになります。

接骨院院長の子供が同じスイミングクラブの選手コースに通っているのです。

歳は離れていましたが、顔見知りということもあり、何度か相談にも乗ってもらってました。

これから体が大きくなるにつれ、スポーツをしている以上、ケガは避けられないことです。

特に子供ですから、加減が分からず常に全力のため、関節など故障する可能性が高くなります。

その競技に合わせた体を作ることも必要になってくるため、いずれは絞り込むことも必要になってくると思います。

試合ではそれなりに勝てるが・・・不満が

水泳では2~3か月に1度の試合でどんどん上位を狙えるようになってきました。

幼少期からの体力作り、日々の柔軟体操、負けず嫌いが上手くいってるようです。

得意種目はこの頃、まだ決めておらず色んな種目で3位以内を決めてくるようになっていました。

その頃、周りからの情報でA,B級 A級 AA級と更に上位の選手が競う試合があることを知ります。

今出場しているのは地域のB,C級と言う試合です。

コーチ数名からも「このまま自分達で育てたいがエントリーする試合が少なくもったいない」

同時にコーチに上級の試合へのエントリーが可能か問い合わせていましたが、所属チームは運営会社の方針として

「選手1名のためにエントリーはできない。」というものでした。

引率者のコーチが試合会場で付き添い・・・となると運営会社からすれば「1人の選手のために・・・」と考えるのも無理はありません。

それを受けて他のスイミングクラブも調べてみるといろんなことが分かってきました。

知らないことだらけ・・・

資格級(男女別、年齢別で各競技タイム毎に細かくレベル分けしたもの)によりエントリーできる試合が決まること。

長水路(50mプール)

短水路(25mプール)

公認タイム(セイコー社などの電子計測器を使用した正式タイム)

全国大会JO(ジュニアオリンピック)標準記録(出場資格タイムを突破が条件)

各種強化選手認定等 大阪府代表選手、近畿代表選手など

調べれば調べるほど新たな発見と、上には上がいる道のりの険しさ。

それに挑戦できるところまで成長している喜びを感じていました。

心境にも変化が

そんな時、サッカーでちょっとした事件が起こります。

試合で活躍する複数の上級生が更に上位チームに活躍の場を求め移籍します。

主力選手が抜け、その穴を埋めるべく空いたポストの奪い合うために練習に一層励みます。

その間も試合があるのですが今までのように試合を進められません。

負ける試合も多くなり士気も保てなくなってきました。

相変わらずケガも多く、ある時右足首を骨折してしまします。

そのためサッカー、水泳共にできなくなります。  

1か月半もの間、練習前の「筋トレ」のみの参加です。
  
その間、本人も色々考えたのでしょう。

ある日、本人から「水泳を頑張りたいからサッカーを諦める」と言ってきました。

完全に本人の判断に任せることに夫婦で話し合って決めていましたが、本人も自分の可能性を冷静に判断した結果だと思います。

長男も小学3年生が終わろうとしています。

水泳で大きな大会出場を体験してみたい

そこでまた新たな試練です。

今のスイミングクラブに通い続けるメリットは何か? 
  
長男と何度も話しました。
               
家から近いので思いっきり練習しても家にすぐ帰ることが出来る。
                        
しかし2~3か月に1度の試合です。(張り合いがない) 
          
また、いつもの敵なし状態の試合に勝っても満足できるのか?・・・
「出場したことのない大きな大会に出てみたい」 という気持ちも        

その反面、スイミングスクールで出来た仲のいい友達と離れてしまう。(学校も違うので余計に会う機会が減ってしまいます)
             
出した答えは「さらに大きな大会にチャレンジしたい!」

それには新たな所属先を決めるしか方法はありません。
        
また新たな目標を立てることが必要です。

新たな活躍の場がきっとあるはずです。

水泳

スイミングクラブの移籍を決意

まずは移籍先を探すことからです。
これが難航します。  
                
自宅から通える範囲にはスイミングクラブは何件かありますが、大きな大会に出場しているクラブに絞り込むとなると1件のみです。

電車や車での送り迎えが必要なスイミングクラブを加えて3件ほどです。

スイミングクラブのお母さん友達やOBからも情報提供してもらえました。

「体験入学」で腕試しです。


3件申し込みしましたが、決まって言われるのが  
 
①「専門種目とベストタイムを教えてください」

②「希望のクラスに入れるかどうかはこちらが判断します」

③「体験入学の許可を所属先に必ずとってください」の3点です。

①は当然ですが受け入れ先のどのクラスに所属させるか、空きがあるか 自由形とバタフライのタイムを連絡しました。

②は最近では「モンスターペアレンツ」の対策、ひどい場合、上のクラスに入れてもらうよう圧力をかけ、
練習についていけなくなれば指導が悪いとクレームをつける親もいるようです。

③は実は受け入れる側は選手の引き抜きによるクラブ同士のトラブルを避けるためなのです。

どんな選手がいるのか?練習についていけるのか?

まずは1件目での体験練習です。

本人も緊張気味ですが、同行した私も緊張です。 
   
「普段の練習通りのことをやればいい」とだけ声をかけても顔がこわばっています。

そこで冗談っぽく「やっぱり、ここは一発かましてビビらせて来い!」というと笑顔になりました。

長男も「ビビらせてくるわ~!」と、もう大丈夫そうです。

いざ始まってみると小学生高学年の練習に混ざり、 
   
自由形50秒サークル練習
(50メートル50秒以内で泳ぎ、10秒後に再スタート)と40秒サークルを交互に行いついていけるか。
      
これを10本ほど行いましたが全てついていけてます。

ダウンスイムの後しばらく休憩の後、タイム計測です。

これが今回の山場です。

何秒が出るか、できればベストタイムを出して欲しいところですが・・・

ギャラリーからは計測タイムが分かりませんが、並走している選手より早いようです。

それぞれ2本ずつ計測したようです。
          
あっという間に体験練習が終わりました。

担当コーチが長男と共にギャラリーに。
緊張の一瞬です。

結果は、「練習にも十分ついていけてますし、計測タイムも申告したタイムを上回ったのも何本かあり、今回練習したチームでの所属が最適」との判断でした。

また、「いつでも入会は可能です」とも。

練習に参加させていただいたお礼を言い、長男に感想を聞くと実は同じ小学校の選手が1人在籍していることが分かり、本人もここへ決めたいと言い出しました。

上出来だったことと、不安が払拭できたこの環境が良いのではと思いその場で決めました。

即決でした。

残りの2件にはその日のうちに断りの連絡を入れました。

その後、別の担当者から練習日程や使用道具、事務関連の説明を受けて申し込みまで行いました。

ここでも練習環境の違いを感じました。

練習用具を揃えるのですが、今までのスイミングクラブでは練習道具をほとんど使うことがなかったので、何一つ持ってなかったのです。

道具を使い、負荷をかけながら効率の良い練習をするらしいので、練習も可能な限り見学したいものです。

このクラブはJO(ジュニアオリンピック=全国大会)に出場する選手が数名いるため、かなり刺激になります。

また同じレベルのライバルも多く切磋琢磨してもらえるでしょう。

ここではまだ判断は難しいですが、よりいい環境にいいタイミングで移籍できたと思います。
            ~其の3へ続く~


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