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作曲の基礎。知ってるようで知らないAメロ、Bメロ、サビとは 

マイクロフォン 音楽活動、音楽理論、作曲、奏法
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楽譜
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作曲初心者の基礎知識

曲の構成を考える上で必要な要素で、その他にはイントロ(前奏)や間奏、エンディング(後奏)などがあります。

カラオケなどでも聞く事はあると思いますのでそれほど難解という事ではないと思いますが、
ここでは少しだけ掘り下げてみましょう。

曲の構成パーツ

イントロ

曲の前奏部分のことを指します。

正確には「イントロダクション」といい、導入部分であり、パターンも色々あります。

比較的多いのはメロディー部分をインストゥルメンタルで演奏するもので、これを「リフ」と呼ぶ場合もあります。

イントロの出来次第でその後、曲のメイン部分を聴いてもらえないかもしれません。

奇をてらう必要はありませんが、ある程度インパクトのある心地よい、あるいは印象に残るようなメロディーが良いでしょう。

サビをイントロに持ってくるのも良いかもしれません。ただし、あまり諄くならないようにしないと飽きられてしまいます。

Aメロ

第1章とでも言いますか、一つ目のメロディーパターンを意味しており、
基本的には歌の最初の部分「曲の1番」で「つかみ」の部分になるので非常に重要な部分と言えます。

誰が言い出したか知りませんが「A」を「ア」と読んで、「アメロ」というのも聞いたことがあります。さすがにアメロでは意味が分かりません。

Bメロ

Aメロが展開した形を継承しながらも発展させます。

この後に続くサビに向けて勢いをつける部分でもあります。

またこのBメロがない場合や、時にはCメロなどの展開があるなど様々です。

サビ

曲の中で最も盛り上がる部分であり、一番聞かせたい、または曲の顔となる部分です。

ここが印象に残るかどうかで曲のイメージが作られると言っていいかと思います。

間奏

曲の1番と2番の間であったり、2番と3番の間に入る演奏(小休止)のことで、イントロのパターンを用いることもあります。

カラオケなどでは小休止ですが、ライブなどでは、ここでエレキギターなどのソロを入れて盛り上げ、エンディングへの足掛かりにするのも効果的です。

ギタリストならこの部分は大事な要素になり、むしろこの部分が顔になったりしますので、手は抜けません。

エンディング

曲の最後の部分であり、イントロの部分を持ってくる場合や、サビを繰り返しそのままフェードアウトする場合も多く見られる手法です。

フェードアウトの場合ライブなどではどうやって曲を終わらせるか、考えておく必要があります。

組み合わせ

この紹介したパーツを組み合わせて曲が出来上がりますが、

素直に「イントロ」→「Aメロ」→「Bメロ」→「サビ」→「間奏」→「Aメロ」→「Bメロ」→「サビ」→「サビ」→「エンディング」といった構成や、

インパクトのある「サビ」で注目させておいてじっくり聴かせる方法など工夫次第で聴く人に与える印象も変わってしまいますので気にしてみるといいと思います。

また演奏する場合でもエフェクターで部分的にブーストして強調してみたり空間系エフェクターを一部変更してみたりと1曲出来上がっても試してみると思いもしない効果が期待できる場合があります。

キャッチーな曲は比較的飽きられるのも早いものが多いようです。ただ時代を代表するような曲になる要素があるため、いろいろ工夫してみる必要があります。

これまでヒットメーカーと呼ばれる人たちは、その時代の売れるパターンを探り当て、それをシリーズ化したのです。

それこそ山のように曲を書いていき、その中でも一握りの曲が日の目を見るのです。

一つ一つのパーツのストックを組み合わせ、曲を組み立てられるように、日頃から様々なリズムやメロディーのアイデアを貯めておくことが必須です。

大きな車輪が回転し、軌道に乗るまでは大変な努力が必要です。

諦めずに色んな可能性を試してみましょう。

アレンジ次第で曲が生き返るかもしれません。

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