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Epicenter Audio VALVEBOY ディストーションペダル マニアックなエフェクター

ジャック アンプ・エフェクター・機材
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エフェクター
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どんなメーカー?

エピセンターオーディオと言うメーカーはロサンゼルスの真空管アンプの修理を行なっているドクターTの設計で、プロミュージシャンの意見を取り入れた製品という事です。

比較的大きめなボディに真空管12AX7が2本搭載されており、放熱と真空管保護のためのカバーがネジ2本で取り付けられています。この見た目だけでも只者ではない雰囲気が漂ってきます。

真空管が2本搭載ですので、このエフェクター単体でプリアンプとして音作りが出来ます。

真空管を使用している為、電力はそれなりに必要です。
その為、AC12V電源アダプターを使用しているので電源不足には注意しましょう。

仕様は?

トゥルーバイパスは無いようですが、コントロールはゲイン、ベース、ミドル、トレブル、アウトプットという、オールチューブプリアンプとなっています。

細かな設定も

またフットスイッチのBYPASSはオン/オフで、もう一方はMEDIUM PHATノーマルとAGGRESSIVE DRIVEの切り替えになっています。

AGGRESSIVE DRIVE はゲインを上げてディストーションサウンドを調整することができます。

この調整にはVOICINGと言うミニスイッチが付いており、DARKとBRIGHTの切り替えにより、高音域の補正が出来るようになっているので、キンキンした音が耳障りならDARK設定で使用すれば解消されるでしょう。

音質はクリーンサウンド設定で使用すれば、真空管アンプのチャンネルが1つ増えたような感覚で、ゲインを上げていってもノイズは少なく、上質なサウンドは維持されています。

自宅練習セッティングでは?

試しにシングルコイルのストラトを本機に繋ぎ、ソリッドステートのマーシャル練習アンプに繋いで試したところ、張りのあるチューブサウンドは若干薄くなる感じではありますが、明らかな音質の違いが感じられました。

また出力の高いハムバッカーではゲインを上げすぎるとトーンが濁ってしまうようで調整が必要です。

手放してしまったメサブギーの「V-TWIN」と比べて、
こちらは2チャンネルプリアンプですが、真空管を搭載しており感覚的には似てるかと思いますが、音の方は別物で、「VALVEBOY」の方は歪みも含めて控えめで穏やか、上品でノイズも少なくブティックアンプのような感覚、一方「V-TWIN」は上品ではあるが(特にクリーン、クランチチャンネル)暴れさせることもでき、その分手荒に扱えばノイズも増えてくる。
(この辺りは個体差があったのかもしれませんが)これにより両者個性の違った、気持ちのいいサウンド作りが期待できるでしょう。

個人的には「V-TWIN」のもう一段上のきめ細かい歪みが好みですが・・・

最後に

クリーントーンのきれいなアンプがあれば、ブティックアンプのような上品で気持ちのいい伸びやかなチューブアンプのトーンが得られますが、使用するアンプによりかなり左右されると思います。

しかし、ノイズの少なさ、シンプルな操作性は重要なポイントとなるでしょう。

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