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JOYOエフェクターで基本セットを揃えてみる

ジャック アンプ・エフェクター・機材
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エフェクター
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今回はJOYOエフェクターを試します。

久しぶりにスタジオでの練習のため古いエフェクターを引っ張り出していたのですが、
マルチエフェクターは電源すら入らない状態。

他に残っているエフェクターは電源コードが見つからず、手頃なものを購入しようと馴染みの楽器店に向かいそこで目についたのがJOYOでした。

何種類か試しました。

イメージだけで判断できない技術の進化

近年の中国ブランドではエフェクターメーカーのMOORが性能面で抜きんでており、
話題持ち切りになっておりますが、

その他にもAmmoon、Kokko、Rowin、Tom’s Line Engineering、Aroma、Mighty Sound、Tone City、Xvive、Caline、 Nux、Revol Effects、Donner、Eno Music、Hotoneとかなりの数のエフェクターメーカーが登場しており、

低価格を謳うもの、名器と呼ばれるエフェクターの再現モデル、独自のサウンドを作り出すものまで様々ですが、

中でもJOYOは低価格で歴代名器の音が手に入ることで中国ブランドを世に広めた立役者です。

まずはコピーモデルから

勿論音の再現度(完成度)は様々で、実物と遜色ないものからビミョーなものまであります。
その他では、ワウペダル、ボリュームペダル、デジタルディレイ、チューブアンプヘッド(20W)なんてのもあり、チューブアンプは一度試したいなと思います。

Sweet Baby   Overdrive JF-36

Sweet Honey Overdriveのコピーです。
このエフェクターがJOYOとの最初の出会いでした。

クランチ用、ブースターとして味付け的に使用するには良いと思いますが、本機の性能を使いこなそうとすると粗さがあります。

この値段では不満はありませんが、やはり後にオリジナルが欲しくなり買い求めました。

Ultimate Drive

FulltoneのOCDのコピーです。

1/4ほどの価格ですから、かなり性能は甘く見ていました。

かなりいいところまで再現できていると思います。

高音域が今一つという意見もありますが、気になるほどではなく、太い音は気持ち良いしかなりマニアックに聞き比べないとわからないかも。  

Vintage Overdrive

エフェクター

Tube ScreamerTS808のコピーです。

クランチも気持ちいいですし、ブースターとしても使える一台です。

ノイズが気になりますがこれもオリジナルのコピーなのかもしれませんが。

特徴としては少しカラッとした乾いた軽い音になる感じです。

個人的にはリード用よりも常時ONでブースターとして使用する使い方が合うかと思いました。

空間系もあります 。今回は空間系は試していません。今後試すことがあれば追記します。

Vitnage phase
  MXR PHASE90のコピーと思われます。

Classic Flanger
  MXR FLANGERのコピーと思われます。

活用方法は

この他にも種類がありますので最初に試してみて「もっと」と思えばオリジナルを試してみたり、モディファイ用の土台としてもいいと思います。

90年代はマルチエフェクターが数多く発売されました。

これはデジタル技術の導入でアンプシミュレーター、ヴィンテージエフェクターシミュレーターといった売り文句でヒット商品も多くありました。

勿論デジタルですから、アナログ特有のノイズ、音痩せの問題に対応していたこともヒットの要因です。

また私のようにマルチエフェクターで音作りをしてきた人にとってはコンパクトエフェクターでシンプルなサウンド作りの工夫には持って来いです。

山のようなエフェクトで作り上げたサウンドはそのマルチエフェクターがないと出せなくなり、そこから抜け出すために
ある時からコンパクトエフェクターを使ったシンプルな設定に変えました。

今回はJF-36を購入しました。

初めは気に入って使用してましたが、オリジナルを試すと気に入ってしまい中古ですが手に入れてしまいました。

JOYOは殆どが「トゥルーバイパス仕様」となっており、ノイズの心配も少ない、価格も魅力的となると試したくなります。

これに触発されたのか価格を見直すメーカーも出てきているようです。

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