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ジュニアオリンピックを目指す。子供のやりたいこととサポート ~最終~

プールサイド 水泳記録
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ウォーターワン
プール画像
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楽天リーベイツ(Rebates)

憧れのトップ選手たちとの共演

幼いころから体力には自信があった長男。水泳に興味を持ち上達するにつれて見えてきた「ジュニアオリンピック」。

この全国大会を目標に子供との接し方や目標に対しての向き合い方を、 やっと選手コースに入りたての妹のために 備忘録として記事にしました。

水泳を頑張っているお子さんをお持ちの方にも参考になればと思います。


MIZUNO(ミズノ) レース用競泳水着 レディース GX・SONIC V MR ハーフスーツ N2MG0202 カラー:ブルー サイズ:S FINA(国際水泳連盟)承認済み

移籍したスイミングスクールでレベルの高い練習に持ち前の負けん気で食らいつく長男。

そんな充実した毎日のおかげでジュニアオリンピック出場にも手が届きそうででも届かない、もどかしい日常を記した記録です。

0.15秒から0.01秒


MIZUNO(ミズノ) レース用競泳水着 ジュニア(ボーイズ) GX・SONIC V ST ハーフスパッツ N2MB0001 カラー:ブルー サイズ:140 FINA(国際水泳連盟)承認済み

実は今回の大会は特別です。
他の地域へ遠征しての出場ですが、出場選手の顔ぶれがすごいのです。

実は同プールを前日まで練習会場として日本代表選手が使っており、複数の代表選手が調整の意味で本大会に出場するのです。

現在療養から復活したあの選手も出場しており、力強い泳ぎを間近で体験できます。

この事実は試合会場で初めて知りました。

運営側も混乱を避けるために情報を直前まで出さなかったのでしょう。
勿論レースも見ごたえがあり、1位はもちろん大会新記録を連発します。

さすがと言うより異次元の速さ、軽く泳いでるようで力みが見られません。
子供たちも目の前で泳ぐトップアスリートの姿に刺激を受けたことでしょう

目標ですが、「もうここまで来たからJO標準記録を切る」らしいのです。

  満年齢10歳の標準記録(出場資格タイム)
   50m自由型 長水路(50m)30秒41
          短水路(25m)29秒79

結果は
   
   長水路50m自由型 30秒42 あと0秒01


MIZUNO(ミズノ) スイミングゴーグル ユニセックス GX・SONIC EYE J (ノンクッション) N3JE900129 29:アクアブルー×ルビーミラー

ここまで刻んでしまうとは。

何度もJO標準タイムを確認しますが、やっぱり0秒01足りません。

なんとも後味の悪い結果ですが、しっかりと目標設定を怠ったことが原因です。

しっかりと数字を意識しなかった為、勢いだけでの結果がこのタイムなのかもしれません。
しかしベストを更新し、かなりの成長を遂げているのは確かです。

このベストタイムを「自信」としてとらえて欲しいと思います。
ここでも長男には焦らすことはせず、先ずはベストが出たことを一緒に喜びます。

また本人も気にしてるであろう標準記録までのタイム0.01秒についても、「次戦の地元で結果を出すために」と言うことにしました。

またオリンピック選手たちと同じ大会に出場し大きな収穫となったことでしょう。


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気負いすぎで故障か

前回の試合後、焦りが出てきたのでしょうか。練習にも力みが感じられます。
ある日の練習後、「肩」の痛みを訴えます。

久々馴染みのある接骨院へ連れて行き、近況の報告がてらストレッチなども指導してもらいました。

気を取り直し、目標タイムを設定します。30秒41

 結果      

  長水路50m自由型 30秒81 あと0秒4
  
力みがあったのか、それとも肩の痛みがあるのか心配しましたが前者のようです。

気分転換も必要かもしれません。

記録は載せてませんが自由形以外にもバタフライ、背泳ぎ、200m個人メドレーなどに各試合2~3種目出場してますが
今回のバタフライはベストタイムが出ました。

残り試合も少なく諦めの雰囲気

長らく長水路での試合が続いた為、ターン練習は続けていたものの、やっと成果がここで試されます。

   お馴染みの目標タイムです。29秒7

試合では30秒16がベストですが練習時のタイムではギリギリ29秒台のタイムは正式ではないものの出しているようです。

結果は

    短水路50m自由型 30秒04 あと0秒25

このタイムを見て練習中のタイムが邪魔をしてしまいますが、本人も29秒台が出ない悔しさがあるようです。

また、「無理なのかな?」と言った表現まで出てしまいます。
正式タイムとして「大」ベストが出ています。

この事実を本人の気持ちの中で置き換えてやることが必要です。

気を取り直しReスタート ついに?

水泳

今回の会場は所属チームに近いプールです。前回までのスランプを引きずってはいられません。

何とかこのプレッシャーに打ち勝てるよう、気分転換の方法を考えていました。

  予選結果です。目標タイムは30秒ジャスト
 
  長水路50m自由型 予選 30秒72 あと0秒31

泳ぎにも力み、焦りが感じられます。何とか予選に残れました。決勝まで3時間ほどあります。

時計を見るとちょうど所属チームのプールでは試合に出ない選手達が練習しています。
思い切って練習に参加させることにしました。

本人も驚いてましたが、車中で軽く食事をとりながら練習プールに向かいます。

いつもの仲間に会えて落ち着いたのでしょう。練習中も笑顔が見えます。

   練習後、試合会場に戻ると試合に集中です。

   目標タイムは30秒ジャスト

    長水路50m自由型 決勝 29秒98 ベスト

やっとこの瞬間が訪れました。スタート直前には練習の仲間が数人駆けつけてくれ、応援してくれました。

ゴールの瞬間、何と表現したらいいのでしょうか、ホラー映画で腰が抜けたような叫び声とでも言いますか「ひぇ~~」と言った声です。

私もタイムが出た瞬間、体中が震えたと同時に血の気が引いたような気がしました。まさに「鳥肌が立つ」状態です。

長く目標にしてきたジュニアオリンピックの切符を手にした長男も誇らしげです。
コーチも涙を流して喜んでくれたようです。

ここまで「やる気を」失わないようサポートしてもらえたコーチ、仲間には感謝してますし、その仲間からも長男に続いてジュニアオリンピックの切符を手にして欲しいと思います。

冷静に考えると、正式タイムでは短水路でも出なかった29秒台が長水路で出せたのです。

久々の「俺、進化した」の言葉が久々聞けたことが嬉しかったです。

考えてみればうちの子のように、「あと1歩」という選手がかなりいるのです。
体も体力も伸び盛りにある小学生、中学生です。

0.2秒くらいのベストが出れば・・・という選手に必要なものは何でしょう?

技術面もあるでしょうし、精神面での「負けん気」「諦めない」も必要でしょう。
また、冷静に結果を見直すことを「本人」が自発的に行えるかどうか、も必要だと感じました。

うちの子もどこまでこの気持ちを持ち続けられるか、見守りたいと思います。

ここがゴールではない

お祝いがてら食事に行くことにしました。

今日一日は思いっきり喜びをかみしめて今まで苦しかった練習にも耐えたことを褒めました。

そこで長男の方から新たな目標を立てることを提案してきました

更に上を目指す

JO(ジュニアオリンピック)に行くことが最終目標ではなくここから1つステージが上がります。

更なるライバルと戦える喜びと緊張感を感じて欲しいものです。
タイムではやっと標準記録を通過しただけです。

試合結果のデータを見ていくとさらに1秒程度早い選手がいます。上を目指すにはこの辺りのタイムに近づけることが必要です。

次戦も気を抜かず、少しでもベストタイムを更新したいものです。       

基本的には次の大会が最終です。

基本的にはと言うのは全国大会のタイムを突破していない選手のみの試合がこの後ありますが、1種目突破したためこの試合で最終です。

しかし、この試合にも重要な意味があります。

春のジュニアオリンピックは短水路(25m)のため今回の試合を調整レースとして捉える必要があります。

   目標タイム29秒7

    短水路50m自由型 30秒07 あと0秒28

またこのレースが最終なため他の種目での挑戦もこれまでです。
バタフライの最終タイムです。        
目票タイムは32秒ジャスト

    短水路50mバタフライ 33秒2  あと1秒02

自由形は慢心があったのかターンで失速してしまい、ベストタイムを切ることができませんでした。
ターンの精度にばらつきがあるためJOまでに体に覚えこませることが急務です。

コーチからもその為のメニューが作られるそうです。バタフライもベストではなく、長らく自由形の練習に特化していたため、調整が間に合ってない感じがしました。

数日後、ジュニアオリンピックのエントリーや各種誓約書などの説明、署名などの手続きのためコーチと話をする機会がありました。

考えてみれば普段はあいさつ程度で、話をするのは移籍時の体験入学の時以来です。

この1年弱で2秒強ベストタイムを縮めることができ、目標の達成のお礼と毎日の練習も楽しんでることを話すことが出来ました。

また新たに他の種目にも視野を広げ、ジュニアオリンピック出場種目を増やすことを次回の目標としていることを聞くことができ
更なる成長を期待したいと思います。

遂に来ました東京辰巳国際水泳場

3月の末、昼間は暖かくなっています。

競技前日が公開練習日となっており、以降4日間の日程で競技が行われます。
練習日に2時間練習をこなしますが選手、コーチ以外、保護者はシャットアウトです。

同じスイミングクラブからは10数名出場するのですが、それぞれの競技日程に合わせて会場入りしますので練習日からの参加は選手2名とコーチ2名です。

チームヘッドコーチとも親睦を深めながら明日の競技に向けて注意事項などの確認です。

朝早く起きるのは慣れていますが、なるべく興奮させないようホテルでも早めに消灯です。

その心配をよそにぐっすりと寝て準備は万全です。
早目の朝食もしっかりと摂り会場入りです。

さすがに全国大会です。かなり長い列に並び場所取りも大変でした。

何とか撮影場所を確保し、競技を待ちます。

同行した選手の競技をネットの中継で確認します。

いよいよ競技が始まります。 
        
  目標タイムは29秒5

   決勝に残ることができるでしょうか。

   短水路50m自由型 29秒39 ベスト  
     
残念ながら8位以内に残れず予選敗退でしたが、またまた「大」ベストが出ました。

本人も決勝に残れたらもっとベストが出る気がするとコンディションも絶好調だったようです。

会場の雰囲気のも飲まれることなく、しっかりと結果を残すことが出来ました。

最後に

上には上がいることも分かり、今の状況で満足することなく、
さらに上を目指せるよう新たに課題も見つけることができたと思います。

移籍前のチームの仲間からも激励の連絡を頂いてましたので、報告にも行こうと思います。

今回のタイムに私自身も大満足ですが、1つだけ気になることが。

前々から感じていたことですが、体の大きな選手が多いのです。
それも10cmどころか15cm位大きな選手が同じ年齢です。

こればかりは本人の成長期が係わっているので日々の食事のバランス、好き嫌いの改善。
練習後のケアなど気にかけていくことにします。

体を作っていくこともこれからの課題になるのでしょうか?
ただ10歳では早いような気もしますが。

また次の大会に向けて練習が始まります。

下の子も兄の背中を追いかけています。いつか兄弟そろってジュニアオリンピック出場できれば・・・
          ~終わり~


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