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レス・ポールの伝説

ギタリスト ギタリスト、ミュージシャン
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レス・ポールって知ってますか?

レス・ポールって知ってますか?

エレキギターの方ではなくモデル名にもなってる人物の方です。

実はスゴイ人なんです。

1915年6月9日生まれですからさすがにもう存命されてないのですが、2009年8月12日に94歳で亡くなってます。

さて、何がスゴイのかと言うと、ミュージシャンでありながら、数々の発明もしており、ミュージシャンとして初めて発明家の殿堂入りを果たしています。

またミュージシャンとしても、5度のグラミー賞を受賞しており、50枚のシングルと35枚のアルバムをリリース、3千万枚以上のレコードセールスを記録しているスゴイギタリストなんです。

レス・ポール・ナイト

1995年から死去した2009年まで、毎週月曜日に、ニューヨークのマンハッタンにあるイリジウム・ジャズ・クラブにて「レス・ポールナイト」というライブを行っていた。

このイベントには、ポール・マッカートニー、ディッキー・ベッツ、キース・リチャーズ、ラリー・カールトン、ジョージ・ベンソン、スラッシュ、ブライアン・メイ、スティーヴ・ルカサーなど、多くの有名アーティストが飛び入り参加して、レスポールと競演しています。


そんなレス・ポールのドキュメンタリー映画も制作されています。
2007年製作で出演も、レス・ポール、キース・リチャーズ、ジェフ・ベック、ポール・マッカートニー、エドワード・ヴァン・ヘイレン、B.B.キング、トニー・ベネット、スティーブ・ミラー、ボニー・レイット、マール・ハガードなど豪華な顔ぶれですね。

アーチトップギター

レス・ポールの生い立ち

アメリカはウィスコンシン州で生まれたレスは8歳よりハーモニカを演奏し、バンジョーを習った後にギターを弾き始めます。

エディ・ラング、ジャンゴ・ラインハルトの影響を受けながらも独自のスタイルを確立し、1930年初頭からプロとして活動しています。

1940年代から1950年代半ばにはブレイクしており、メリー・フォードとのデュオではジャズとカントリーをベースにポップを取り入れた音楽で爆発的人気を得ていました。

しかしながら、ソリッドボディのギターが主体となったロックンロールが流行していくうちに人気に陰りがで始めます。

1960年にはギブソン社との契約も切れてしまい、一時引退を表明しています。
その間、耳の鼓膜を破ってしまったりと長らくスポットライトが当たることはありませんでした。

活動を再開するのは1974年で、こちらもビッグネームのチェット・アトキンスと製作したチェスター&レスター1976年は1977年のグラミー賞を獲得しています。

ギターとアンプチラシ

発明家の殿堂入り

子供の頃から凝り性で好奇心旺盛だったそうで、今では当たり前に行われている多重録音も元を辿ればレスの発想から始まっているそうです。

それまではどんな方法でレコーディングが行われていたかというと、
各メンバー全員での一発撮りがレコーディングの唯一の方法だったのです。

1940年代からテープレコーダーに録音ヘッドを追加して取り付け重ね撮りをしていたようです。

当時の演奏の模様が先ほどの映画に収められているようです。

後の1952年8トラックレコーダーを開発し、アンペックス社から発売され、この画期的な発明が後の録音技術、レコーディングに多大な影響を与えることになります。

これが後に功績が称えられ、2005年に発明家の殿堂入りを果たす事になります。

ギター画像

レス・ポール・モデルの誕生

もう1つの功績これは後のエレキギターの代名詞として、広く知られる存在となるレス・ポール・モデルの登場ですね。


それまでは、アコースティックギターにピックアップを取り付けたタイプでしたが、ボディ内が空洞だとハウリングの原因となり、多くのギタリストを悩ませていました。

また当時のピックアップはかなり非力で、ハウリングの問題もあって音量不足は最大の課題でした。

そこで、ボディに空洞のないソリッドボディのギターのアイデアを1940年代から売り込んでいたらしいのですが、相手にされずだったとか。

ライバルのフェンダーからブロードキャスターが発表されると、ギブソンもようやく動き出し、1952年にレス・ポール・モデルが登場

マホガニー・バックのアーチの付いたメイプル・トップのボディにセットネックによるジョイント方式がこの頃から完成されており、フェンダーとは違うコンセプトのソリッド・ギターという仕様です。

このため、ハウリングの問題が大幅に改善されることになり、生演奏の現場で脇役だったギターが主役にもなり得る楽器となりました。

その後も改良を繰り返し1957年には高出力でノイズの少ないハム構造のピックアップ通称PAFを搭載したサンバーストカラーモデルが完成しますが、1960年に一度生産は中止されています。

時代を先取りし過ぎたのかも知れません。

1960年代後半にはブルース・ロック系のギタリストがチューブアンプに繋ぎ、オーバードライブさせたギターサウンドを作り上げていきます。

レス・ポール・モデルは、その後のハードロックにも多大な影響を与える事になり、今日でもその勢いは止まる事はありません。

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