長いキャリアを誇るカルロス・サンタナ
長いキャリアを持つサンタナですが、自分にはあまり接点がなく、名前こそ聞いたことはあったものの、
音までは聴いたことがなく、当時出張で東京へ行った時に偶然にもチケットを譲って貰ったことで体験した、あの安定した温かくも鋭いトーンにハマってしまいました。
ただ、周りの観客は年配の方が多く、ラテンはもとより時にはヒップホップのようなノリには戸惑ってるようで、座ったままの観客が多かったのもある意味新鮮で知らない曲も多買ったにもかかわらず楽しめたライブでした。
それ以来気になっていた機材の資料をスクラップしていたのでまとめてみます。
サンタナモデル3本
SANTANA サンタナ (結成55周年) – LOTUS/トートバッグ 【公式/オフィシャル】
ポールリードスミス サンタナモデルが3本
メインとして使用していたのが、シースルーレッド。
残りの2本はシースルーブルーのモデルとシースルーイエロー。(ポール・リード・スミス社でのカラーネームが分からないので適当に付けました。)
3本それぞれ同じ仕様だと思われます。
センター合わせのツーピース、カーリーメイプルトップでフロントピックアップはサンタナモデルピックアップ、リアピックアップはドラゴンハムバッカー、ミニスイッチが2つでバードインレイの入った指板はブラジリアンローズウッド!!の24フレット仕様でかなり太いネックグリップのようです。
ハムバッカーピックアップはカバーの付いたタイプが好みのようです。
使用弦は009〜042でポールリードスミスのニッケル弦。
三角形の大き目な黒いピックを使用。
厚みは030でミディアムソフト。
Kヤイリのエレアコ、アランフェス協奏曲を弾くのに使用。
ナイロン弦の音も非常に効果的に使用。
SE Santana Singlecut Trem Egyptian Gold
サンタナのエフェクターセッティング
この時代ですからラックシステムを使用しているのかと思いきや、意外とシンプルなセッティングです。
ジム・ダンロップ・カスタム・セレクター・ボックスに繋がれているのは、ミュートロン・ワウ、
アイバニーズチューブスクリーマーTS-9、BOOGIE ECHO 、プリスクリプション・エレクトロニクスのFACE LIFT(ファズ)、 プリスクリプション・エレクトロニクスの GERM(ファズ/ブースター)というシンプルさです。
貴重なアンプセッティング
カルロス・サンタナと言えばメサ・ブギーが有名ですが、籐編みのグリルが付いた1974年製のヘッドが2台。
「NOMAD」が2台、
「ハートブレイカー」を1台、
K&Mアナログ・デザインズ「TWO-ROCK EMERALD 50」
メインの74年製にはセッティングのテープが貼られ、
「7.75、8,7,7、3.5、9」(左から)というセッティング。
この他にもフェンダー・スティービー・レイ・ボーンモデルストラトキャスター、
マーチン?のDシリーズも確認できるがライブでは使用されなかった。
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