バンド仲間や音楽活動している知り合いとの音源の遣り取りですが、みなさんはどんな方法で行ってますか?
私のような昭和生まれの平成初期ミュージシャンは、CD-RWに落とし、郵送するのが主流で、時間も送料などのお金もかかるし、発送の際の緩衝材の手配など手間もかかります。
USBメモリでのやり取りやメールに添付したり、ファイル転送など昔とは比べ物にならない選択肢の多さですね。
CDやDVDの前はMD、カセットと上級者はDATなど・・・
そこで今後の為にいくつか実験して見ました。
頭の片隅にはいつもあったのですが、音の劣化が心配でいつも避けていました。
今回はそれが思い込みなのか、避けてて正解なのか2種類の音源をそれぞれの方法で聞き比べました。
メールに添付
一番手軽で簡単に早く転送できる方法として一番期待したい手段です。
Gmailに添付
添付ファイル上限が25MBですので、ファイルサイズを確認しましょう。
先ずはmp3に変換します。現在では「MP3変換 無料」など検索すると変換が簡単にできます。
この変換したファイルを添付するだけなのですが、結果的にはあまり変化は感じられません。
ただ、PCやタブレット、スマートフォンなどのスピーカーやヘッドフォンによって音質が変わりますのでイロイロ試してみましょう。
密閉型のヘッドホンでかなり大きい音で聴き比べたところ、微妙に中高域が削られてるかな?と思う程度でした。
yahooメール添付も試してみましたが同様にわずかな劣化は感じられました。
ファイル転送サービス
次に試したのはファイル転送サービスです。このサービスは容量の大きなデータを送信・受信できるので、動画などメールでは送ることが出来なかった作業がカバーできます。
メールのサーバー容量やデータの圧縮作業を省くことが出来ますので便利な反面、費用が掛かる場合やデータの保存期間に制限があったりしますので、ここでいくつか紹介します。
「宅ふぁいる便」
https://www.filesend.to/index0128.html
まずここでは一般的な「宅ふぁいる便」を使用してましたが、
2019年1月に不正アクセスを受けて個人情報の漏洩の為、現在でも利用ができません。
2020年1月14日の発表で世間を賑わせています通り、2020年3月末でサービスを終了するようです。
それまでの間、有料サービスのみですが利用はできます。
個人的には改良されて復活することを望んでいたのですが、残念な結果となってしまいました。
今後、こういった情報漏洩やセキュリティーは情報社会には切っても切れない問題です。
「ギガファイル便」
https://gigafile.nu/
このファイル転送サービスの特徴は、完全無料で利用できるというところです。
1ファイルは100GBまでで、容量無制限で利用できるのは有難いですね。
データの保存期間も7日間、14日間、21日間、30日間のうちから選べます。
現在は 「x2アップデート、すべてが倍になる! 」というように、 容量無制限(1ファイル200Gまで)のファイル転送が行えます。
ファイルはアップロード後最大60日間保持されます。
スマホ用のアプリもリリースされ利便性も格段に上がっている仕様となっています。
ますます利用価値がありそうです。
「firestorage」 ファイアストレージ
http://firestorage.jp/
個人プラン、法人プランがあり中でも個人プランでは会員登録なしでも使えるのが魅力です。
ちなみにデータの保存期間は7日間で「無料」の場合は1度の転送容量は2GBまで登録なしで送信可能です。
「データ便」
https://www.datadeliver.net/
会員登録なしで使えるライトプラン500MB、会員登録のみで1GB転送容量のフリープラン、(共に無料でデータ保管期間は3日間)。
容量が無制限で使える「ビジネスプラン」データの保存期間は30日間で送信機能のみであれば月額300円、送信と受け取り月額500円です。
BitSend
https://bitsend.jp/
会員登録不要で最大14日間の保存期間です。
パスワード設定が可能なため、ビジネスなどでも使えるなど、広い用途が期待できます。
容量無制限と言うことで、動画なども送ることが出来ます。
非常にシンプルな操作で簡単に送ることが出来ますので便利です。
おくりん坊
https://okurin.bitpark.co.jp/
会員登録、ログイン無しで無料送信なら500MB。
会員登録すると2GBまでのデータを送信できる。
痩身履歴の確認やアドレス帳機能があり、ビジネスなどで繰り返し使う場合などに重宝します。
最後に
肝心な音の劣化はどうかというと、かすかに高音が落ち着いた感じですが、メール添付程違いが感じられるということはなかったので、
PCなどでCDやDVD、USBメモリ、ハードディスクなどの保存ができる環境であれば「ファイル転送サービス」をお勧めします。
またスマートフォンなどで手軽にということであればメール添付。
最近ではデータ転送サービスもスマートフォン対応のものも多くなっており、このサービスを使うのもいいのではないでしょうか。