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Bluse Driver2(BD-2) ロングセラーと初心者からプロまで愛用者が多い理由

ジャック アンプ・エフェクター・機材
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名器「Bluse Driver2」(BD-2) BOSSブルース・ドライバー

発売から20年以上も経過していながら未だに発売が続けられているのには訳があると思います。

実は発売当初、あの青い(コバルトブルー)の冷たくも高貴なイメージとは裏腹に、「ブルースドライバー」と言うネーミングに戸惑い、ハードロック野郎であった筆者の触手が伸びなかったのは事実です。

またジャズ系のギタリストが「Bluse」の字を消して使用したとか、ケースにペンキを塗ったというのも聞いたことがあります。

やはり「イメージ」が付きまといます。

今更ですが購入

時は経ち、少し広く物事が見えるようになった現在、
再びこの音を試すと当時とは違う発見がありました。

一度、音楽から遠ざかっていたこともあり、大半の機材は断捨離してしまい、最近になって後悔しているほどです。

そんなこんなで 今、音を作ろうとしても足りないものだらけなんです。

そこで以前試したことがあるのと、今でも愛用者が多いので安心して買ってしまいました。
今回は試奏する時間がなく通販で・・・

まずはレンジの広さが特徴です。

通常オーバードライブ系のエフェクターではここまでレンジが幅広くないので音の変化が簡単に得られるのが初心者にもありがたいところです。

ホント初心者の頃はエフェクター繋いでも「変化がこれだけ?」と思ったものです。

つまり、憧れのアーティストの音を目指しているのですが、まるでゲームソフトを交換するとか、スマホのアプリ1つ押すとガラリと変わってしまうようなイメージでした。

基本の音を作り、エフェクターを隠し味のように使うことが出来るようになったのはずっと後です。

その点これはかなり歪みますが粒が粗目です。
ザラザラというより、ゴツゴツした歪みといいますか・・・

この辺りの歪みの質が好みと違ったため、当時購入に至らなかったと記憶しています。

ディストーションとファズの間のような音です。

次に気になったのは、高音が強調されているように感じます。

キンキンした感じの音は好みではないので、この辺りを少し絞りぎみで「クランチ」を基調とした音作りが楽しめそうです。

アンプセッティング ブルースドライバー

ごく初期のロットの違い

この「Bluse Driver2」1995年3月から発売されていますが、
ごく初期のものは高音のキンキンしたところが少し抑えられ、
オーバードライブに近いと聞いたことがあります。

実際試したことがないので正直分かりませんが、
一度弾き比べてみたいものです。

見分け方は、裏面左下に「CE」マークがなければ初期もの。

または内部基盤が黄土色ではなく完全な茶色が初期ものです。
勿論シリアルでの確認も有効でしょう。

部品メーカーの製造中止や、大人の事情(価格や品質の問題)で仕様変更は多いのですが、
今手に入らない初期のモデルの方が音がいいと聞くと試したくなります。

知り合いにも確認してみましたがこの初期ものを所有している人物には巡り合えませんでした。

もちろん馴染みの楽器屋のおじさんには注文していますので、運が良ければ手に入るかもしれませんし、こちらで紹介できるかもしれません。

プロにも愛用者が多くいることや、初心者でも初めに買うエフェクターとして多くの個体が流通しています。

エフェクター ブルースドライバー

ブルースドライバーのセッティング例

セッティングの一例を紹介しましょう。

アンプはクリーンセッティングです。

ノーマルストラトキャスター使用(シングルコイルピックアップ)

 ブースターLEVEL 12時、TONE 10時、GAIN 8時

 クランチ LEVEL 12時、TONE 2時、GAIN 10時 

ブルースドライバーセッティング

この辺りのセッティングで気持ちいいトーンを体感できましたが、ギターのキャラクターにより使い分けましょう。

どちらもLEVELはアンプなどのセッティングによって変わってきます。

BD-2で歪みが欲しい場合はGAINを上げますが、高音が悲鳴を上げない様コントロールしましょう。

近年ではモディファイ(改造)されたモデルも多く発売されていますのでこの辺りを試してみるのもいいでしょう。

ふるさと納税の返礼品にも

静岡県浜松市のふるさと納税の返礼品にも選定されています。
人気のためすぐに売り切れてしまいますが、「技」バージョンが選ばれています。

コラボモデルも発売されています。JB-2Angry Driver

アメリカ カンザスシティーのエフェクターメーカーとのコラボモデルが発売されています。

スタジオ内で少し借りただけですが、初めて使うアングリーチャーリーも扱いやすいファズっぽい感じで楽しめました。

もう少し時間があれば、接続順序を変えることができるようで、試してみたいですね。

メーカーの説明を見つけましたので転載しておきます。

JB-2 Angry Driverは、2017年のコンパクト・エフェクター40周年を機に、BOSSと米国JHS Pedalsが特別に共同開発したコラボレーション・モデルです。両社を代表するモデル、BOSS BD-2 Blues DriverとJHS Pedals Angry Charlieをベースにした2つの回路を、それぞれの可能性を最大限引き出すようにチューニングして1つのペダル・ユニットへ搭載しました。

JB-2は2軸式のノブを3系統装備し、2つのサウンドのドライブ、トーン、レベルを個別に調整できます。モード・セレクターでは6種類のモード選択により、それぞれの単独サウンドに加え、直列・並列接続の設定ができます。

BD-2の表現力豊かなサウンドとAngry Charlieのアグレッシブなロック・サウンドをブレンドすることで、これまでになく幅広い音作りが実現できるドライブ・ペダルです。

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