ギターやベースのワイヤレスシステム、どうしてますか?
これまで何種類か試しましたし購入もしましたが、価格面から性能面で合うものがなく、ある時期から購入は諦めてました。
長いシールドを持ち歩いてましたが、ある時知り合いから借りたワイヤレスシステムが非常に良い感触で、暫くワイヤレスに触れてなかったのもあり、余計に感動です。
シールドとの闘い
長いシールドを使うのは足元の不自由さが付きまといます。それだけでなく、踏んでしまうと劣化していき、ノイズの原因にもなります。
そうでなくても長いシールドはそれだけでノイズを拾ってしまう弱点があります。トッププロでもワイヤレスを使用することなくシールドにこだわったギタリストも多いのです。
中でもマイケル・シェンカーはシールド派で有名です。
彼の場合、最近は使用するエフェクターが少なく、足元にはワウペダルくらいで、音痩せ、ノイズの心配は少ないと思います。
私も少しでもノイズ対策をと品質の良いものを選びますが、出費もかなりのものです。
以前のワイヤレスシステムの音域が狭い、混信してトラックやタクシー無線を拾ってしまう、ワイヤレスの電池が切れる(電池の消耗が激しい)といった不具合に比べれば、とシールドを選択していました。
エフェクターペダルの感覚
このモデルの特徴はレシーバーがラックタイプでなくフロアに置いて使えるため、エフェクトボード内に収める事も出来る事です。
これはラックタイプだとアンプの上などに設置したレシーバーから足元のエフェクターまで長いシールドが必要で、意外とこれがノイズの原因になる場合があり、このノイズ対策に悩まされるのです。
ワイヤレスのチャンネルはB帯でB11〜B16の6チャンネル可変型という事で設定も安心です。
フットペダル同等の金属製ケースが誤って踏んでしまっても大丈夫です。もちろんミュートスイッチも付いてますから、チューニングやギターの取り替えなども可能です。
使用感は?
アウトプットレベルの調整用ノブとワイヤレスチャンネルの切り替えボタンとディスプレイとシンプルにまとまっており、使いやすいです。
長い間、多くのプロミュージシャンに使用されている実績があり、音質に関しても満足できるレベルです。
トランスミッターの電池も長持ちします。念のためライブごとに電池は入れ替えています。
トランスミッターの方はさほど大きさは変わらないのですが、単4電池2本でも軽量化されているようです。
またストラップ取り付け用革ケースも落下防止の対策がされています。
こちらも生産は終了しているようですので、修理しながら使っていこうと思います。