リッチーサンボラについて
キーホルダー ギター Fender Richie Sambora Stratocaster Bon Jovi Cherry Burst
元ボン・ジョビのギターリスト
世界的大成功を収めたBON JOVIのギターリスト、リッチー・サンボラに焦点を充てていきます。
今ではヴィンテージギターをステージでも惜しげもなく使用し、安定したプレイで数多くの名曲には欠かせないサウンドのキーマンです。
ボンジョヴィでのデビューは1984年ですが、それまでスタジオミュージシャン、数々のギターワークをこなしていました。
ボンジョヴィの前身バンドに出会い、自ら自分を売り込み、ギターリストの座を射止めます。
1986年に発売した3枚目のアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」がビルボード8週連続第一位を獲得し
1988年の4枚目のアルバム「ニュージャージー」も大ヒットでアメリカを代表するロックバンドに昇りつめる。
ソロとしては1991年「ストレンジャー・イン・ディス・タウン」が発売され、ゲストに彼のギターヒーロー、エリック・クラプトンがゲスト参加し話題を集める。
アルコール依存症
2000年代に入りアルコールが原因で音楽活動にも影響が出始め、度々リハビリ施設へ入所するも2011年にはツアーには参加できない状態がおこる。
遂には2014年には「ボンジョヴィを脱退か?」という報道まであり、ファンを心配させた。
2018年にはロックの殿堂入りを果たし、バンドに参加
使用ギター 、ヴィンテージギター
デビュー当時はフロイドローズ付きギブソンエクスプローラーなど
後にクレイマーストラトタイプ、同モデルのダブルネック
シャーベルストラトタイプを使用
フェンダージャパンからもフロイドローズ付きストラト「リッチーサンボラ」モデルが発売される。
オベーション 1985シリーズ、
テイラーギター、
C.F.マーティン
ストラトキャスターエリッククラプトンモデル
ゼマティス メタルフロント
フェンダー・ストラトキャスター1958年製3トーンサーバーストにフロイドローズが搭載され、リアピックアップはハムバッカーを載せています。
ヴィンテージギター
90年代辺りからはビンテージギターも使用するようになり、希少価値の高いものも多く所有しているようです。
フェンダーストラトキャスター、テレキャスターをはじめ
ギブソンレスポール、SG、ES-335などコレクションしていく。
機材も「Livin’ On A Prayer」での使用で有名なトーキング・モジュレーターなど新しいものも積極的に使用しています。
相当な数のギター、アンプ、エフェクターをコレクションしているようで毎日のように機材を引っ張り出してきては試しているようです。
BON JOVI来日時リッチーのギター
- 1984年
デビューしてわずか3か月、スーパーロック’84で来日。
・ギブソン エクスプローラー ブラウンカラー
白黒ボビンのセンターピックアップ(ディマジオ製)が増設され、フロイドローズ、星形インレイ(指板)が特徴です。
・ギブソン レスポールカスタム シースルーフィニッシュ
白黒ボビンのセンターピックアップ(ディマジオ製)増設、ミニスイッチ(センターピックアップ、ON/OFF用)ケーラートレモロを搭載。 - 1985年 初の単独来日公演 8公演
ショーファー レスポールモデル 杢目がゴージャスでボディ、ネック、ヘッドまでバインディングが施されたモデルでケーラートレモロ、ピックアップはダンカンの”The’59”
ショーファー テレキャスターモデル ブルーカラーで「マジック」と呼ばれているモデル。フロントが”L-250”でリアがディマジオ”PAF”ケーラートレモロでエボニー指板
ヘイマー エクスプローラーモデル レッドカラーにゴールドパーツで星形インレイ仕様。フロントとセンターがダンカンピックアップでリアがディマジオピックアップ。 - 1986年
シャーベル/ジャクソン カスタム・ストラト ホワイトボディに22Fメイプルの無塗装ネック、ピックアップはS-S-H仕様
このモデルはラットとのツアーでウォーレン・デ・マルティーニのギターが弾きやすかったことからオーダーしたもので、ピックアップはジャクソンのオリジナル。
その他にもショーファー製レスポールモデル センターピックアップ増設の3H仕様も登場 - 1988年 87年にも来日していますがその時の機材は不明です。
クレイマー ストラトタイプで初のシグネチャーモデル。3ハムバッカーでフロイドローズ、ゴールドパーツでメイプルネックをメインで使用。
クレイマーは1ハム仕様など合わせて4本、シャーベル/ジャクソン、ギブソンのダブルネック、オベーションのダブルネックとトリプルネックなど13本が持ち込まれています。アメリカをはじめ世界的にブレイクしたことで使用ギターの本数もかなり豪華になっています。 - 1991年 ソロアルバム発表時
フェンダー カスタムショップ製ストラト シグネチャーモデルが登場
22Fでフロイドローズ、バーズアイメイプルネックに星形インレイでピックアップはフロントとセンターはディマジオ”Fast Track”、リアはディマジオ”PAF Pro”
1963年製 フェンダーストラトキャスター 3トーンサンバースト ヘッド裏にはレコーディングにゲスト参加しているエリッククラプトンのサイン入り
その他には1959年製ギブソン、レスポールといったシンプルなスタイルに変わっています。
プレイスタイル
ブルースのスタイルを主体にした楽曲のイメージを損ねないプレイを心掛けているようです。
楽曲を引き立てる安定したプレイではあるものの、軽く歪ませたトーンで存在感を示す太いギターサウンドが特徴です。
ギターソロも程よくコンパクトにまとめられており、
作曲のセンスもさることながらボーカルもかなりの力量でボンジョヴィサウンドの要にもなっています。
近年ではブルース色も強くなりボンジョヴィの頃のキャッチーなところは少なくなっていますが、
その分泣きのギターなども増えており、
この辺りのバランスの良さが長年トップを走り続けるミュージシャンならではの魅力です。
最近では人気女性ギタリスト「オリアンティ」との共演RSOで作品も発表しており、注目です。
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